海外赴任が決まるとスマホ問題が気になるかもしれません。
海外でスマホを使うにはどうすればいいの?どこの会社がオススメ?
わたしは2023年からハノイ(ベトナム)に住んでおり、夫と子どもの3人で生活しています。
わたし自身も海外赴任が決まったときは、ハノイでスマホをどうやって契約するのか心配でした。
ちなみに夫は会社からSIMカードが支給されていたため、わたしだけ自力で契約しなければいけない状況でした。
この記事では、わたしがハノイでどうやってスマホの契約したかや現在実際に契約している料金プランを紹介します。
海外赴任を控えている方、ハノイ在住でスマホの契約に悩んでいる方にはぴったりの内容になっています。
はじめに|ハノイ(ベトナム)でスマホを契約するときのポイント
まずは海外(ハノイ・ベトナム)でスマホを契約する前に知っておきたいポイントを2つ紹介します。
- ハノイに来てすぐスマホを使えるようにする
- 配偶者と違う通信会社にする
1つずつ詳しく紹介します。
ハノイ(ベトナム)に来てすぐスマホを使えるようにする
慣れない海外生活ではマストアイテムと言っていいほどスマホは重要です。
- Google mapで地図を調べたり
- デリバリーアプリでご飯を頼んだり
- Grab(タクシー)を予約したり
- Google 翻訳を使ったり
など生活には欠かせない&海外生活をサポートしてくれる最強の味方です。
なので、
ハノイに来た当日からとりあえずスマホを使える状況にしておく!というのが大事だと思います。
ハノイに来てすぐはバタバタしていて、すぐにスマホの契約に行けるとは限りません。
わたし自身もハノイに来て約2週間後にやっとスマホの契約に行けました。
それまでは家の周りの買い物スポットを確認したり、慣れない環境の中なにかとバタバタしていました。
そもそも初めの頃は夫なしで外出するのもめちゃくちゃ怖いので、ちゃんと外出できるのは週末くらいでした。
オススメなのはスマホを本契約する前に使える、短期間(1ヶ月くらい?)用SIMカードを準備しておくこと。
- STEP1仮SIMカードの購入
日本のAmazonなどで事前に買う
or
空港で短期間使えるSIMカードを買う
or
旦那さんに買っておいてもらう - STEP2本契約
スマホ会社で契約する
この方法だと、ハノイに来た初日からスマホを使えますし、ハノイに引越してすぐに焦ってスマホを契約しに行く必要もありません。
わたしはハノイに来る前にハノイで使えるSIMカードをAmazonで買っておきました。
正直この方法はちょっと失敗だなあと実感。
Amazonで買ったハノイで使えるSIMカードにはベトナムではなく香港の電話番号が付番されていたんです。
ハノイでいろいろなアプリに電話番号を登録するときに、電話番号が香港の番号なのでエラーで登録できないことも、、、、
ハノイに着いた時にノイバイ空港でSIMカードを買う方が良かったなあと思っています。
空港では10日間、30日間など期間を選んでSIMカードを購入することができます。
配偶者と違う通信会社にする
配偶者と違う通信会社にする!というのはベトナムに1年住んでみて感じたことです。
ハノイに住んでいると連休にはベトナム国内旅行に行くことが多いです。
わたしたち家族はベトナムに住んでまだ1年ですが、
- ダナン
- ニャチャン
- ハロン
に行きました。日本で言うと、国内旅行に行く感覚です。
旅先で特に感じたのは、大手スマホ会社でも電波の通じない場所があること。
日本では山の中以外でスマホが通じない!?なんてことはあまりありませんが、ベトナムでは街中でも電波が通じないことも、、、。
“夫のスマホは電波が通じるけど、わたし(妻)のスマホは電波が通じない”や逆もしかり。
我が家はなんとなーく別のスマホ会社にしてみましたが、別のスマホ会社にして正解だなと思いました。
夫婦で別のスマホ会社にすると共倒れ(2人とも電波が通じない)のリスクは避けられそうです。
ハノイ(ベトナム)の大手スマホ会社
ハノイ(ベトナム)の大手スマホ会社は次の3つです。
- 「VIETTEL」(ヴィッテル)
https://vietteltelecom.vn - 「vinaphone」(ヴィナフォン)
https://vinaphone.com.vn/ - 「Mobifone」(モビフォン)
https://mobifone.vn/wps/portal/public
わたしはVIETTELにしました。
日本に住んでいるときよりは電波が通じにくかったりすることもありますが、とりあえず大きな問題なく使えています。
今のところ他のスマホ会社にするつもりはありません。
ハノイ(ベトナム)でのスマホの契約方法・内容
異国でのスマホ契約って緊張しますよね、、、。わたしもすごく不安でした。
わたしが実際にどうやって契約したかとプランの内容を紹介します。
わたしのスマホは1年契約なので、
- 初回契約時
- 更新時(初回契約時から1年後)
に分けて紹介します。
ちなみにハノイに1年以上住んでいて、実際にスマホ会社に行ったのはこの2回だけです。
スマホの初回契約時
海外で、しかも英語で、スマホを契約するなんて、超ドキドキ。笑
どんな流れでスマホを契約するのかもわかりませんし、日本みたいにたくさんの契約書を読まなきゃ行けなかったらどうしよう、、とかいろいろ考えていました。
わたしよりも3ヶ月早くハノイに来た夫と一緒に行きました。
Viettleはハノイにはたくさんあるものの、どこの店舗に行けばいいかわかりませんでした。
ロッテセンターに買い物に行きがてら、とりあえず近くのViettlelへ。
英語を話せる店員さんがいなくて、夫と2人で絶望しました(笑)
ちなみに調べてみるとViettleには必ず1店舗に1人は英語を話せるスタッフさんがいるようです。
わたしたちが行ったときにたまたまいなかっただけなのかも。
夫のスマホのGoogle翻訳を駆使しながら&近くにいた英語を話せるお客さんの助けを得てなんとか契約できました。
- STEP1プランを選ぶ
- STEP2番号を選ぶ
自分の好きな3桁を電話番号に入れることができました
- STEP3契約手続き
パスポートを提示した気がするので、パスポートを忘れずに!
手続き自体は1時間もかからずに終わりました。
STEP1 プランを選ぶ
わたしは数年間ハノイに滞在する予定なので、長期間のプランを選択。
店員さんにオススメしてもらって、1年間のプランにしました。
プランの内容はのちほど詳しく紹介します。
STEP2 電話番号を選ぶ
携帯電話の番号に入れたい数字を3桁選ぶように言われました。
自分が選んだ番号を店員さんに伝えると、自分が選んだ番号が含まれた電話番号の一覧の紙を持ってきてくれました。
その中から自分で電話番号を選びました。
ちなみに日本の携帯電話の番号は
×××(3桁)ー××××(4桁)ー××××(4桁)→合計11桁
わたし携帯電話の番号は
×××(3桁)ー××××(4桁)ー×××(3桁)→合計10桁
日本よりも1桁少ないんですね〜自分の番号なのになかなか覚えられません。
わたしは下3桁を自分が選んだ番号にしました。
STEP3 契約手続き
パスポートを提示して、あとは契約手続きです。
日本ではスマホ契約のときに何枚もの書類に署名をしたり、なが〜い文章を読まないといけなかったりしますが、そういうものはありませんでした。(もしあってもベトナム語読めないけど。笑)
日本で手続きするよりもあっさりな感じでした。
スマホの更新時
携帯を契約して1年が経とうとしているときあたりから、スマホの更新ってどうやるんだろうと不安に感じていました。
そもそも契約更新のやり方がわからず
- スマホ会社から契約更新のお知らせが来るのか
- 自分でスマホ会社に行って更新しないといけないのか
のどちらかな〜と思いながらも、とりあえず様子を見ていました(笑)
すると自分のスマホに知らない電話番号から電話が、、、、
電話に出て早々からベトナム語でめちゃくちゃ話される、、、
「わたしは日本人です。ベトナム語を話せません」とベトナム語で回答(←これだけはベトナム語で言えるようになった)
相手は「Zalo!Zalo!」と連呼。
きっと話が通じないからZaloで送るよってことなんだろうなあ。
電話の相手はViettleの店員さんで、「スマホの契約を更新してください」とのメッセージが。
結局はViettleのお店に行って、スマホの更新をしてくださいと言って、思ったよりも簡単に更新できました。
更新で行ったのは、Tay Ho地区のViettle。
Tay Ho地区は日本人だけでなく、欧米系の方など外国人がたくさん住んでいるので、店員さんも英語ペラペラですんなり更新できました。
更新にかかった時間は10分くらいかな?
更新はわたし1人で行ったのですが、店員さんはもちろんわたしのスマホを使って更新作業をするので、その間はGoogle翻訳を使えない、、、。
わたしはなんとか乗り切れましたが、不安な場合は旦那さんなど誰かと一緒に行くのをオススメします。
また1年後にスマホの更新に来てね!と言われました。
Viettleのプラン内容・料金
わたしが契約している料金プランを紹介します。
プラン名 | 12v150(1ヶ月150K=150,000VNDという意味) |
料金 | 1,800,000VND/年(≒9,000円/年) |
ネットワーク内通話 | 毎日20分以下無料 |
ネットワーク外通話 | 毎日100分以下 |
データ通信 | 6GB /日 |
SMS | 受信は○、送信は× |
とりあえず↑のプランを店員さんに紹介してもらい、良さそうだったので、このプランに決めました。
ちなみにベトナム語でのプラン内容は
một tháng được miễn phí các cuộc gọi dưới 20p,có 100p ngoại mạng, ngày có 6gb
もしわたしと同じプランでいい!という場合は↑のベトナム語を店員さんに見せると、同じプランにしてくれると思います。
それはプラン名の “12v150″と言ってみてください。
プランの内容はベトナム語勉強中のわたしが翻訳したので、もし間違っているところがあったらすいません。
データ通信は 1日6GBですが家では基本的にwifiを使えますし、ほとんど電話も使わないので十分な内容です。
これで月1,000円以下とはさすがベトナム!助かりますね〜
viettleを契約した最初の1年間はSMSを使えませんでした。
SMSを使えなくて不便とは思いつつ、どうやったらいいかわからず初年度は SMSを使えない状態でなんとか生活していました。
1年後の更新のときに無事使えるようになりました!どうやったかはこの後紹介します。
ハノイ(ベトナム)のスマホ事情で気になることQ&A
ハノイ(ベトナム)でスマホを使っていて困ったことや日本と違う!と感じたことをQ&A形式で回答します。
Q . ベトナムでスマホを使っていて困ることは?
A . 知らない電話番号からときどき電話が来ること。
ベトナムでは電話番号を使い回すのが当たり前のようです。
おそらく前の携帯電話の持ち主だと勘違いされて、電話が来たりします(月に1回くらいのペースで)
電話に出るといきなりベトナム語で話されるので最初の頃はビビってましたが、最近はなんとも思わなくなりました。
わたしはベトナム語を習っているので「わたしは日本人です。」と言っていますが、ベトナム語を勉強する前は「I’m Japanese」と連呼していると、相手が勝手に電話を切ってくれます。笑
Q . SMSは使える?
わたしは最初の1年はSMSは受信のみできて、送信はできない状態でした。
更新時に店員さんに相談したところ、SMSの送信もできるようになりました。
「追加でお金を払えば、1年間SMSを使い放題」な感じをイメージしていましたが、ちょっと違うそう。
50,000VND(≒250円)チャージして、とりあえず50,000VND分はSMSを送れる(何通送れるかは不明)
チャージした分がなくなり、またSMSを送信したい時はViettleに行ってチャージするようです。
Q . 長期間使わないときはどうする?
A . 長期間日本に帰国する際は、スマホ会社に問い合わせてみるのが◎
長期間スマホを使わないと、もう使わないと勝手に解釈されて、自動的に自分の電話番号の権利が失効することがあるようです。
わたしは2週間ほど日本に帰国していたときは、ハノイに戻ってきても特に問題なくスマホを使えました。
1ヶ月以上など長期間でハノイ(ベトナム)を離れる場合はスマホ会社に確認してみた方が良さそうです。
まとめ|日本よりも割安でスマホを使える
この記事ではハノイ(ベトナム)駐在員のスマホの契約方法やプラン内容について紹介しました。
初めて契約するときは緊張しましたが、1度契約してしまえば快適に使用できます。
海外生活は未知なことばかりで不安になることも多いかもしれませんが、意外になんとかなります。
わたしもハノイに1年以上住んでみて、どんどんたくましくなってきている気がします。笑
この記事がお役に立てば嬉しいです。
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