ハノイに赴任予定の方やハノイ在住の方はもちろん、旅行でハノイに子連れで来る方も現地で日本のメーカーのオムツって買えるかは乳児連れの方にとって超重要問題。

ハノイで日本メーカーのおむつは買える?
日本のおむつは品質が良いため、海外でも日本のメーカーのおむつを使いたいですし、出来れば使い慣れたメーカーがあると嬉しいですね。
わたしは日本からハノイに引っ越すときにおむつを何袋も船便で送りました。
しかし、おむつは毎日使うものでいつかは現地調達しないといけなくなるので、ハノイに来る前は日本のメーカーのおむつが買えるのかすごく不安でした。
この記事ではハノイ在住のわたしが日本メーカーのおむつを買えるお店や、買ったときの値段やお店を紹介します。
この記事を読めばハノイで日本のおむつをどこのお店で買えるかがわかり、ハノイに来てすぐに日本のメーカーのおむつを見つけることができます。
- ハノイで買える日本メーカーのおむつのメーカー
- 日本メーカーのおむつを買えるお店
- 日本メーカーのおむつをハノイで買ったときの値段
買えるお店は順次更新していきます。
結論|日本メーカーのおむつはハノイで買える

結論から言うと、ハノイで日本メーカーのおむつは手に入ります。
ハノイで日本メーカーのおむつを買うときに知っておきたいのは次の2つ。
- おむつを買えるお店や売っているおむつのメーカーが限られる
- 値段は日本に比べるとやや割高
日本と比べてしまうと不便はあるものの、日本メーカーのおむつが手に入るだけで本当に助かる〜

とりあえず日本メーカーのオムツはハノイで買えるのでご安心を!
買えるお店やメーカーが限られる

日本のドラッグストアに行けば、ほとんどのメーカーのおむつ(全サイズ)が置いてありますが、ハノイではそうはいきません。
ハノイのどこのスーパーで買えるわけではありませんし、1つのお店で何種類のメーカーのおむつを売っているとは限りません。
たとえば”このお店にはメリーズのMサイズはあるけど、Lサイズはない”なんてことも。
ハノイ生活に慣れるまでは、どのメーカーのおむつがどこに売っているのかを把握するのはちょっと難しい、、、。
わたしは結局毎回おむつをLazada(日本でいうAmazonのようなネットショッピング)で買っています。
最初はちょっと心配でしたが、ちゃんと注文したものと同じものが届くのでかなり便利です♪
値段もお店で買うよりも安く、早いと2〜3日で届くこともあります。
値段は日本に比べるとやや割高
おむつのメーカーやサイズ・買うお店にもよりますが、値段は日本で買うよりも全体的に割高。
Mサイズのパンツタイプ(約 60枚入り)で比較してみると、、
- 日本: 約 1,300円 ※Amazon参考値
- ハノイ:350,000VND(≒1,750円) ※2023年7月時点
日本よりも約3割ほど高いですね。
毎日使うものなので家計にとっては痛手ですが、野菜など日本よりも安く買えるものもたくさんあるので仕方がないなーという感じです。
ハノイでの日本メーカーのおむつ事情
ハノイで買える日本メーカーのおむつ一覧
まずはどんなメーカーのおむつがハノイで手に入りやすいのか確認してみましょう。
わたしが2年以上ハノイで暮らしてみて感じた、日本メーカーのおむつの手に入りやすさは次のとおりです。
※あくまでもわたし個人の意見です。
- ○ → 比較的手に入りやすい。日系以外のお店でも買えることもある
- △ → 日系の一部のお店でのみ買える
- × → ハノイでは見かけない
見つけやすさ | |
メリーズ | ◎ |
メリーズファーストプレミアム | × |
ムーニー | ○ |
ナチュラルムーニー | △ |
パンパース | ○ |
グーンプラス | × |
グーン | △ |
マミーポコ | × |
比較的買いやすいと感じるのはメリーズとムーニーです。
うちの子どもは元々グーンプラスを使っていましたが、メリーズが一番手に入りやすいのでメリーズに変えました。
友達の子どももメリーズを使っている人が多いですよ〜
日本メーカーのおむつを確実に買えるお店
ハノイに赴任したばかりの方やハノイに旅行に来ていてストックのおむつがなくなってしまい、「確実に日本のおむつを手に入れたい!」と思うかもしれません。
「とりあえず日本のメーカーのおむつが買えれば良い!」というときに、確実に日本のメーカーのおむつを買えるお店は次の3つ!
- SOC&BROTHERS(ベビー用品店)
- SAKUKO(日本の食料品・日用品店)
- TOMIBUN DRUG STORE(日系スーパー)
どのお店にもメリーズはあると思います。
SOC&BROTHERS

ベビー用品店です。ハノイでベビー用品(ミルク、離乳食グッズ、おむつ、おもちゃ)などが欲しくなったら、とりあえず行ってみましょう。
日本製のミルクや離乳食、調味料なども幅広く取り扱っています。
SAKUKO(サクコ)

日本の食料品・日用品のお店です。
ハノイにいくつも店舗があるので、家やホテルの近くのお店に行ってみるといいですね。
TOMIBUN DRUG STORE(富分ドラッグストア)


日系スーパーTOMIBUN(富分)のドラッグストアです。
ベビー用品はおむつ、ミルクなどそこまで取り扱いは多くないものの、日本メーカーのおむつはゲットできます。
2023年7月時点では
- メリーズ
- ナチュラルムーニー
- ムーニー
の3種類のおむつが販売されていました。
定期的にセールもしており、メリーズMサイズのおむつ1袋310,000VNDで購入できたこともあります。
おむつは毎日使うものなので、セールはありがたいですね。
ハノイで買った日本メーカーのおむつ

メーカーごとにおむつを買えるお店と値段を見てみましょう。
わたしが実際におむつを購入したお店のみ紹介しているので、他のお店にも売っているかもしれません。
在庫状況によっては売っていない場合もあるかもしれないので、参考程度にご覧ください。
(売っているお店は見つけ次第、順次更新していく予定です。)
ハノイで買った日本メーカーのおむつと1枚あたりの値段 ※すべてMサイズ
生産地 | 1枚あたりの値段 | |
メリーズ | 日本 | 5,859VND/枚(≒29.3円) |
メリーズ | インドネシア | 4,980VND/枚(≒24.9円) |
MOONY | 日本 | 6,900VND/枚(≒34.5円) |
ナチュラルムーニー | 日本 | 7,173VND/枚(≒35.9円) |
1番安いのはインドネシア産のメリーズ!
しかし、おしっこサインがついていなかったり、日本のメリーズとは使い勝手が違うので現実的には日本産メリーズが一番コスパが良いと思います◎
メリーズ|Mサイズ
日本語のパッケージで、中身も日本で売っているものと同じです。




- サイズ:Mサイズ(6-11kg)
- 枚数:58+6枚
- 生産国:日本
- 買ったお店:TOMIBUN DRUG STORE
- 値段:375,000VND(≒1,875円)
- 1枚あたりの値段:5,859VND/枚(≒29.3円)
- おしっこサイン:あり
- まとめるシール:あり
他にも
- TOMIBUN DRUG STORE
- スーパーJ Market
- IZUMI MART
- SOC&BROTHERS
- SAKUKO
で手に入りますよ〜
日本で買う場合との価格比較
ハノイで買ったときの値段と日本で買ったときの値段を比較しました。
ハノイ | 日本(Amazon) | |
枚数 | 58+6枚 | 52枚 |
値段 | 375,000VND (=1,875円) | 1,391円 |
1枚あたり | 5,859VND/枚 (≒29.3円) | 26.8円/枚 |
日本で買うよりも約1割くらい高いようですね。
メリーズ(アジア向け)|Mサイズ
アジア向けに販売されている英語表記のメリーズ。
パッケージはすべて英語です。

いろいろな言語(タイ語、ベトナム語など)で表記されています。

パッケージが英語でも中身は同じだろうな〜と思っていましたが、違いました。
わたしが一番に感じたのは、後処理用テープ(おむつを使い終わった後に止める)がない!

たかがテープ1枚とはいえ、テープがないのはおむつを捨てるときにかなり不便。
輪ゴムやマスキングテープで止めていましたが、めんどくさ、、。
左:アジア向けメリーズと右:日本産メリーズを比較してみました。(どちらも後ろ側)

太もものギャザーが日本のもの(右)の方がしっかりしている気がしました。
素材もちょっと違う、、、。海外版メリーズは紙って感じ。
日本のもののほうがふわふわしていて、お肌に優しそう。
個人的には旅行先などで海外版メリーズしか手に入らなければ買いますが、そうでなければ日本産メリーズを選ぶかなあ。
- サイズ:Mサイズ(7-12kg)
- 枚数:50枚
- 生産国:インドネシア
- 買ったお店:winmart(一部のお店)
- 値段:249,000VND(≒1,245円) ※2023年9月時点
- 1枚あたりの値段:4,980VND/枚(≒24.9円)
- おしっこサイン:なし
- まとめるシール:なし
MOONY(ムーニーマン)|Mサイズ
日本産のムーニーがハノイでも買えます。




おむつの説明がベトナム語でも書いてあります。(パッケージの上にシールが貼ってあります)

- サイズ:Mサイズ(6-12kg)
- 枚数:52枚
- 生産国:日本
- 買ったお店:TOMIBUN DRUG STORE、winmart(一部のお店)
- 値段:360,000VND(≒1,800円) ※2023年6月時点
- 1枚あたりの値段:6,900VND/枚(≒34.5円)
- おしっこサイン:あり
- まとめるシール:あり
日本で買う場合との価格比較
ハノイで買ったときの値段と日本で買ったときの値段を比較しました。
ハノイ | 日本(Amazon) | |
枚数 | 52枚 | 68枚 |
値段 | 360,000VND (=1,800円) | 1,943円 |
1枚あたり | 6,900VND/枚 (≒34.5円) | 28.6円/枚 |
ナチュラルムーニー|Mサイズ
赤ちゃんのお肌に優しいおむつを使いたい!と思い、ナチュラルムーニーを愛用している方もいらっしゃるかもしれません。
ナチュラルムーニーは一部の日系スーパーなどで手に入ります。


実はわたしは初めてナチュラルムーニーを使ってみたのですが、他のおむつよりも柔らかくてびっくり。
しかもおむつを外すときに両サイドを破りますが、めちゃくちゃ破りやすい!
お値段はちょっと高めなものの、さすが肌への優しさを重視したおむつということを実感しました。

- サイズ:Mサイズ(5-10kg)
- 枚数:46枚
- 生産国:日本
- 買ったお店:won mart
- 値段:330,000VND(≒1,650円) ※2023年6月時点
- 1枚あたりの値段:7,173VND/枚(≒35.9円)
- おしっこサイン:あり
- まとめるシール:あり
日本で買う場合との価格比較
ハノイで買ったときの値段と日本で買ったときの値段を比較しました。
ハノイ | 日本(Amazon) | |
枚数 | 46枚 | 46枚 |
値段 | 330,000VND (=1,650円) | 1,564円 |
1枚あたり | 7,173VND/枚 (≒35.9円) | 34円/枚 |
GOO.N(グーン)|Mサイズ
GOO.Nは英語・ベトナム語・タイ語など多国籍語が併記されたパッケージになっています。




- サイズ:Mサイズ(7-12kg)
- 枚数:54枚
- 生産国:タイ
- 買ったお店:Aeon Mall Long Biên
Bobby |Lサイズ
ユニチャームから発売されているBobby。36枚入りと普通のおむつよりも少なめで、旅行のときなどに便利かな?と思い買ってみました。

ユニチャームのベトナムにある現地法人が作っているとのことで、ラベルはすべてベトナム語。


おしっこラインとおむつ止めのテープがあるのが、さすが日本メーカー!

ベトナムは暑いからなのか、背中部分に穴が空いていて通気性が良くなっていました。

- サイズ:Lサイズ(9-14kg)
- 枚数:36+2枚
- 生産国:ベトナム
- 買ったお店:win mart
- 値段:254,300VND(≒1,271円)
- 1枚あたりの値段:6,692VND(≒33.4円)
- おしっこサイン:あり
- まとめるシール:あり
おむつに関して気になることQ&A
これからハノイへの海外赴任を予定している方やハノイで住んでいる方が気になるおむつ事情についてQ&A形式で回答します。
個人的な経験をもとに回答していますので、ご了承ください。
Q.【赴任予定者向け】船便や航空便でおむつは送るべき?

A.船便や航空便で出来るだけ送るのがオススメです!
ハノイに引っ越してすぐは土地勘もない中で、いつも使っているメーカーのおむつを探すのは大変。
タクシーも慣れるまではなかなか使えませんし、海外で子連れ外出はハードルが高いですよね。
わたし自身ハノイに引っ越ししてから1ヶ月以上は怖くて、子どもと2人でタクシーに乗って外出はできませんでした。
ハノイ生活が慣れるまでの分のおむつを日本から送っておくと安心です。
しかし、船便や航空便で送れるおむつの量が決められている場合があるので、必ず事前に引越業者に確認しましょう。
わたしの場合は、引越業者から「船便はおむつ○袋まで」「航空便はおむつ○袋まで」と送れる量の指定されました。
Q.【赴任予定者向け】赴任時に手荷物で持ってくるべき?

A.ハノイへのフライト時にも荷物に余裕があるなら手荷物でも持ってくることがオススメです。
わたしの場合は、おむつ1袋分くらいを手荷物としてスーツケースに入れて持ってきました。
自分たちがハノイに到着してから、船便や航空便がしばらく届かない場合は、もっと多めに送ってもいいかもしれません。
スーツケースに入らなければ、段ボールに入れて飛行機の預け入れ荷物にすることもできます。
Q.【ハノイ在住者向け】おむつは宅配してもらえる?
A.おむつは宅配(デリバリー)でも買うことができます。
「もうおむつがないから早く買わなきゃ!」
「どうしても外出できないので、おむつを宅配して欲しい」
などお子さんがいると、大きなおむつを持って買い物をするのは大変なので、宅配してもらえたら嬉しいですよね。
わたしが知っている方法は2つ。
- Capichi(キャピチ)を利用する
- Lazada(ラザダ)を利用する
Capichiを利用する
Capichi(キャピチ)とはベトナムで使える、デリバリーサービスです。
日本のUberのようなイメージです。
アプリで予約すれば、食べ物だけでなく日用品も配達してくれるので子育て世代にはありがたい!
基本的には当日中に配達してくれます。
Capichiは日本語で検索できるので、初心者でも安心です。
Lazadaを利用する
Lazadaとは日本のAmazonのようなオンラインインターネットショッピングです。
一度Lazadaでおむつを買うようになったら、便利すぎて毎回Lazadaで買っています。
子連れの買い物で大きいおむつを運ぶ必要がないですし、値段もお店で買うよりも安い!
大体相場はメリーズのおむつ1袋280,000VND(≒140,000VND)くらい。
お店で買うと300,000VNDを超えるので、Lazadaが今のところ最安です。
配達には数日かかります。注文するタイミングにもよりますが、早いと翌日や翌々日に届くことも。
また、検索画面や商品紹介などはすべて英語かベトナム語なので、少し初心者には難しいかもしれませんね。
日用品やベビー用品など慣れてきたらLadazaはめちゃくちゃ使えます!
Q.ベトナムメーカーのおむつの使い勝手は?
A.日本人でも問題なく使っている人もいます。
ハノイでは日本のメーカー以外にもさまざまな海外メーカーののおむつを買うことができます。
わたしの友達はベトナムのメーカーのおむつを使っていて、「問題なく使えるよ」と言っている人もいます。
赤ちゃんの肌トラブルもないようです。
我が家も次回チャレンジしてみますので、その場合はこのブログで紹介します。
【参考】おむつは英語やベトナム語で何という?
スーパーでおむつを見つけられない時に店員さんに聞きたくても、「おむつってなんて言うんだろう、、」と思いますよね。
英語では、diaper
ベトナム語では、bỉm
と言います。
日系のスーパーなら店員さんが日本語も話せるので安心ですよ。
まとめ|日本メーカーのおむつはハノイでも買える
いかがでしたか?
この記事では、ハノイでの日本メーカーのおむつ事情について紹介しました。
ハノイで日本で使っていたおむつを買えるか心配になると思いますが、「少々割高で、買えるお店やメーカーは限られるものの、買える!」という結論です。
- メリーズとムーニーが手に入りやすい
- 値段は日本で買うより1〜 3割ほど割高
- 海外産の日本メーカーのおむつも売っている
- 使い勝手は日本産のものが最強
- デリバリーでもおむつを買える
おむつはベビー用品の中でも欠かせないものなので、ハノイで日本メーカーのおむつを買うことができてよかったなあと感じています。
この記事がお役に立てば嬉しいです。
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