海外(ベトナムハノイ)での離乳食の進め方|初期〜完了期までの自宅・外食・旅行でのようす

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乳児連れで海外赴任予定の方は、海外での離乳食事情がわからず不安になるかもしれません。

海外でも日本と同じような離乳食って作れるの?何を食べさせてあげれるの?

わたしは2023年に子連れでハノイに引越し、ハノイで離乳食をスタートし、無事離乳食が終わりました。

1人目の子どもだったのでそもそも離乳食作り自体が未知。
さらにハノイに引っ越してすぐに離乳食スタートだったので最初はどこでどんな食材が買えるかもわからず大変でした。

この記事では、わたしが実際にハノイで作った離乳食や外出や旅行の時にどうしていたかの経験談を紹介します。

気になる海外での離乳食のようすを自宅と外食&旅行に分けて月齢ごと紹介!

海外(ベトナム・ハノイ)での離乳食作りのイメージが湧き、乳児連れで海外赴任を控えている方にぴったりの内容です。

この記事でわかること
  • ハノイで実際に作った離乳食(初期〜完了期)
  • 外出時や旅行時の離乳食のようす

海外(ベトナム・ハノイ)での離乳食事情↓
・海外での離乳食作りで困ったこと|離乳食作りに役立ったアイテム8選
・子連れ海外赴任|日本で買って良かったベビーフードを月齢ごと14選
・ベトナム(ハノイ)で日本メーカーのベビーフード(9か月〜)を買ってみた!

ハノイでの離乳食事情まとめ

日本から送ったベビーフード

スバリ!ハノイでの離乳食作りは、“多少不便はあるものの、だいたい日本と同じようなものが作れる!”が結論です。

これを聞くだけで一安心するかもしれませんね。

きっとわたしも日本にいるときにこの一言を聞いたら、すごく安心したと思います。

ハノイにはたくさん日本人が住んでいるため、離乳食に使える食材(納豆・豆腐・野菜全般)や調味料(醤油、味噌)はだいたい手に入ります。

しかし、売っているお店は限られるため、ハノイに来てすぐ離乳食をスタートさせる場合は離乳食で使う食材・調味料・ベビーフードを一通り日本から持ってくると安心です。

特にベビーフードの品揃えは日本に比べるとかなり少ないです。

このあと月齢ごとに詳しく紹介しますが、まずはざっくりと自宅での離乳食と外食・旅行時のようすを紹介。

ハノイでの離乳食|自宅でのようす

普段の離乳食は自炊が中心です。

週末にまとめて作りストックしておくことが多いです。

自宅での離乳食
  • 離乳食初期〜中期:自炊+粉末ベビーフードでアレンジ
  • 離乳食後期〜完了期:自炊(調味料は日本から持ってきたものを使用)

ハノイでの離乳食|外食・旅行のようす

乳児連れハノイ在住者の悩みのあるあるは外食・旅行中の離乳食をどうするか問題

日本に住んでいるときは子連れで外食はほぼしていませんでしたが、ハノイは子どもに対して優しいので、子連れ外食の頻度がかなり高め!

我が家は週に2〜3回は子連れで外食しています〜

1歳過ぎるまでは外食で大人のご飯をあげるのは難しいですし、日本食のレストランに行くとは限らないので、結局ベビーフード頼りでした

外食・旅行の離乳食
  • 離乳食初期:1日1回食なので、外出先ではミルクのみ
  • 離乳食中期:フリーズおかゆ+粉末ベビーフード
  • 離乳食後期〜完了期:パウチタイプ、お弁当タイプのベビーフード

外食や旅行の予定がある場合は、赴任時や一時帰国でベビーフードをまとめて日本から持ってくるのが◎

月齢ごとの離乳食のようす

離乳食初期(5〜6ヶ月)

離乳食初期はすべてのものをペースト状にしなきゃいけないのが大変だった思い出。

ブレンダー大活躍!

1日1回食で食べる量が少ないのでストックを作りすぎると食べきれないこともあり、次の野菜たちは粉末のベビーフードをよく使っていました

  • じゃがいも
  • ほうれん草
  • とうもろこし
  • にんじん
日本から持ってきた粉末ベビーフード

お湯で溶くだけなので、簡単に作れます。

“和風だし”や”野菜スープ”など粉末タイプも味のマンネリ化防止に重宝しました◎

自宅での離乳食

離乳食を始めたばかりの頃のご飯は10倍がゆなので、炊飯器で炊いてまとめて冷凍しておきました。

ちなみに炊飯器は日本で買った110Vものをハノイに送り、変圧器を使って使用しています。

日本から送った製氷皿

蓋つき製氷皿はハノイでは売っていないだろうと思い日本から持ってきましたが、意外にハノイでも売っています!

ハノイのダイソーで見かけました。日本で買う余裕があるなら、持ってきた方が安心ですよ〜。

ある日の離乳食①(離乳食初期)

右上:10倍がゆ
左上:かぼちゃペースト(粉末ベビーフード)
左下:ほうれん草ペースト(粉末ベビーフード)

左2つの小さめのお皿はダイソーで買ったもの。

離乳食初期から離乳食完了期まで長い間使えているので、日本で買って良かった!

離乳食完了期では副菜(いんげんのごまあえとか茹でたブロッコリー)を入れるのに使えます。

ある日の離乳食②(離乳食初期)

左:野菜ミックス(粉末ベビーフードのほうれん草+人参)
右:10倍かゆ

左は絶妙に美味しくなさそうな色(笑)なのに完食してくれてありがとう

ある日の離乳食③(離乳食初期)

左:しらすご飯(しらすはハノイで買った)
右:ほうれん草、りんご

しらすはハノイで冷凍のものを買えます。

ハノイでは買えるお魚の種類が日本に比べて少ないので、しらすは貴重なタンパク源〜

外食・旅行での離乳食

外食や旅行のときに離乳食をあげるのは大変なので、ミルクをあげていました。

毎回お出かけのときはミルクセット(水筒に入れた熱湯・湯冷まし・粉ミルク)を持っていっていました。

外食や旅行のときはキューブタイプの粉ミルクだと持ち運びしやすくてオススメです!

(ほほえみらくらくキューブは日本語版も英語版もハノイでも買えます。)

ハノイで買ったキューブタイプのミルク

ハノイ(ベトナム)で日本メーカーの粉ミルクは買える?買えるお店や値段を紹介

離乳食中期(7〜8ヶ月)

1日1回食から2回食にするのが結構憂鬱でした。汗

そのときは「1日3回食になるとどうなるんだろう、、、」と心配でしたが、今考えれば1日2回食が食事の準備は一番大変だったかも?

1日3回食になると親の食事のタイミングと合わせられるので、ご飯の準備もまとめてできますよ。

おかゆの消費量が増えるので、おかゆをたくさん作らないといけないのと、献立のマンネリ化問題が深刻でした。笑

普段の生活

日本で買ったベビーフード

まだまだ大人と同じ調味料を使うことはできないため、ここでも市販の粉末ベビーフードが大活躍

・あんかけご飯のもとをかけて混ぜごはんにしたり、
・クリームソースパスタにしたり、
・鶏レバーをじゃがいもを茹でたものに混ぜてポテトサラダ風にしたり
いろいろアレンジしていました。

ずっとご飯だと飽きてしまうので、麺類にも助けられました!

日本で買ったベビーフード

ベビーのそうめん、うどん、パスタ、マカロニはハノイでも売っていますので安心を。

野菜がやわらか〜く茹でるまでに時間がかかるし、目が離せないので大変。。。

野菜ストック作りに炊飯器はかなり便利でした!炊飯器に野菜を丸ごと入れてスイッチオン!

炊飯器での離乳食野菜作り

放置でできるので楽ちん♪離乳食後期もこの方法で野菜ストックを作っていました。

  • にんじん
  • 玉ねぎ
  • じゃがいも
  • キャベツ
  • ブロッコリー

はすべて炊飯器にお任せしていましたよ〜

ある日の離乳食(離乳食中期)

左上:バナナヨーグルト
左下:ブロッコリー
右:トマトソース風ご飯

バナナは年中手に入るので、離乳食にかなりの頻度で使っています。

無糖ヨーグルトもハノイで買えますよ。

外食・旅行のようす

離乳食中期に2泊3日でベトナムの国内旅行に行きました。

旅先での離乳食どうしよう〜とかなり行く前は不安でしたが、粉ミルク&ベビーフード頼りでなんとかなりました。

  • 炭水化物:お湯を入れるだけの米がゆ、パンがゆなど
  • 野菜・たんぱく質系:粉末ベビーフード、パウチタイプのベビーフード
日本で買ったベビーフード

1日2回食のときは我が家は毎日10時頃と夕方16時頃にあげていたので、
1回目(10時頃):外出前にホテルであげる
2回目(16時頃):外出先であげる
という感じでした。

離乳食後期(9〜11ヶ月)

離乳食後期になるとついに1日3回食に!!

離乳食後期からご飯をだんだん固めにしていき、1歳前に大人と一緒のご飯を食べられるようになったのでいきなり楽になりました。

おかゆを炊かなくていい幸せ〜

普段の生活

少量であれば調味料も使えるようになってきたので、醤油・砂糖・味噌など日本から持ってきた調味料を離乳食用にも使っていました。

まだまだ粉末タイプの和風だしやコンソメなども使えました。

日本で買ったベビーフード

ある日の離乳食①(離乳食後期)

左上:野菜スープ
左下:じゃがいもボール、にんじん(手づかみ用)
右:まぜご飯

育児本には離乳食後期(9ヶ月頃)からと書いてあり、手づかみ用の野菜を試してみても「オエ〜」となかなか飲み込めないみたい。

今思えば、あんまり無理して手づかみ食べを挑戦させなくても良かったかも??

ある日の離乳食②(離乳食後期)

手づかみ用大根・人参・豆腐ハンバーグ

どんどん歯が生えてくると自然といろいろなものが食べられるようになりました。

1歳近くになると手づかみ食べが大好きになり、空前のおやきブーム!

週末にはひたすらおやきを焼きまくる日々。

ある日の離乳食ストック(離乳食後期)

さつまいものおやき

炊き込みご飯もいろいろな具材で作りました。

しらすとわかめの炊き込みご飯

外食・旅行のようす

外食では味が濃かったり固かったりで、まだまだ大人が食べているご飯を食べられません。

なので、外食のときはベビーフード(パウチタイプ)と白いご飯(スープジャー)を持っていくことが多かったです。

スープジャー(ご飯入り)+パウチのベビーフード

ハノイの夏は最高40度近くの猛暑日が続くため、そんな炎天下の中炊いたご飯を持ち歩くのは衛生上不安、、、

でも毎回日本食レストランに行くとは限らず、外食先で白いご飯があるとは限らないため、スープジャーにご飯を入れて持って行く方法に落ち着きました。

わたしは事前にスープジャーに熱湯を入れて5分間放置してスープジャーを温めてから、炊いたホカホカご飯を入れています。

もちろんスープジャーの中には味噌汁やスープの汁系やパスタやそうめんなどの麺類を入れてもOK!

スープジャーは海外での離乳食期に意外に役立ったアイテムです。

離乳食完了期(1歳〜1歳6ヶ月)

離乳食完了期になると、大人と一緒に食べられるものが増えてきました。

週末に作っていたストックの量がだんだん減ってきて、離乳食作りも楽になってきたかも!?

食事の量は大人が食べている量とほとんど変わらないんじゃない!?というくらいモリモリ食べます。

お米もものすごいスピードで減ります。笑

1歳以降のベビーフード(パウチタイプ、お弁当タイプ)はハノイで見つけられませんでした。

日本へ一時帰国したときに大量に買ってきました。特に旅行に行くと一気にベビーフードを消費します。

普段の生活

味付けは薄めにしていますが、普段の晩ごはんの主菜も副菜も大人と同じものを食べられるようになってきて、成長を感じています。

しかし、味が薄めだと食べなかったり、ベーしたりするのでなかなか大変。笑

わたしは午前中は友達とでかけて家に帰ってきてすぐお昼ご飯を食べるという流れが多いので、子どものお昼ご飯は週末にまとめて作って冷凍しています。

夜ご飯は大人と同じものを食べることが多いです。

例えば

  • 大人:鶏の照り焼き、インゲンのごまあえ、味噌汁
  • 子ども:鶏の塩麹焼き、インゲンのごまあえ、味噌汁(薄め)

など、大人の献立を少しアレンジして子どもにあげています。

ある日の離乳食①(離乳食完了期)

左:野菜スープ
右:玉子焼き、バナナ、オクラのおひたし風、まぜご飯おにぎり

ある日の離乳食②(離乳食完了期)

左上:茹でブロッコリー、右上:バナナ、下:ナポリタン風マカロニ

ある日の離乳食③(離乳食完了期)

卵とじうどん

外食・旅行のようす

自宅では少しずつ大人と同じものを食べられるようになってきましたが、外食のときは大人と一緒というわけにはいきません。

特に旅行はベトナム国内や東南アジアに行くことが多く、毎回和食を食べるとは限りませんし、、。

海鮮料理は子どもへの取り分けが難しいなと旅行に行っていて気づきました。

お刺身はもちろん食べられませんし、エビとかもアレルギーが怖いし。

大人が食べた料理

離乳食完了期(子:1歳3ヶ月)に、3泊4日の国内旅行では、子どもが食べられるものがあるかわからないため、大量のベビーフードを持参。

ベビーフードはすべて日本で買ったもの

結局大人たちは洋食を食べることが多く、やはり1歳の子に取り分けできるものはほとんどなく、、。

ホテルの朝食ビュッフェは子どもが食べられるものもありました。

旅行時の離乳食取り分けのようす①(離乳食完了期)

朝食ビュッフェで子どもに取り分けてあげたもの
左:オクラ、きゅうり、ミニトマト、ポテトサラダ、さつまいも
右:豚肉の煮物?

旅行時の離乳食取り分けのようす②(離乳食完了期)

白ごはん+スクランブルエッグ+ふりかけ(ふりかけは持参)
サラダバーのミニトマト・ブロッコリー・さつまいも

毎回子どもが食べられるものがあるとは限らないので、まだまだ旅行のときはベビーフードがマストだなあと思います。

まとめ|日本にいるときとほぼ変わらない離乳食が作れる

この記事では、乳児連れでハノイ在住のわたしが実際に作った離乳食や外食・旅行のときに離乳食のようすを紹介しました。

わたし自身、日本にいるときはハノイでどんな食材が手に入るのかわからず「ハノイで売っている食材を使ってどんな離乳食を作れるんだろう?」と不安でいっぱいでした。

ハノイで離乳食作りなんてできるかな、、?

でもいざハノイに来てみると、日本と比べれば不便はあるもののほとんどのものは手に入るため、日本にいるときとあまり変わらない離乳食を作れていたと思います。

わたしが感じたハノイでの離乳食作りのポイントは次の5つです。

ハノイでの離乳食作りまとめ
  1. 初期・中期は調味料NGなので「和風だし」「野菜スープ」などが活躍
  2. 中期までは1日2回食なので外食で離乳食をあげる機会は少なめ
  3. 後期以降は日本から送った調味料(醤油・味噌等)で薄めに味付け
  4. 後期以降は1日3回食になり、外でご飯をあげる機会が増える
  5. 後期以降はベビーフード(パウチタイプ、お弁当タイプ)の消費量が増える

わたしは子どもが離乳食が始まる前は結構気が重かったのですが、はじめてみればあっという間だったかも?と感じています。

海外での離乳食作りはわからないことばかりで手探りでしたが、先輩ママやママ友の情報のおかげです。

わたしの経験が海外赴任予定の方のお役に立てれば嬉しいです。

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