シンガポールのユニバに子連れで行くときには、どんなことに気を付けるべきか疑問に思うかもしれません。
子連れでシンガポールのユニバを楽しむには?アトラクションは乗れる?
わたしはベトナムのハノイ在住の主婦で、先日1歳の子どもと一緒にシンガポールのユニバに行ってきました!
1歳の子にはまだ早いかな?と思いましたが、景色を見たりキャラクターと写真を撮ったり子どもも大満足。
この記事では、筆者の経験をもとに子連れでシンガポールのユニバを楽しむためのポイントや子どもが乗れたアトラクションなどを紹介します。
はじめに|旅行や当時の状況
まずはどんな状況で行ったのか、わたしたちの家族構成やシンガポール旅行について簡単に紹介します。
- 家族構成:わたし、夫、子ども(1歳)
- 子どものようす:2歳近くだったので、離乳食は終了。少し話せる&走れる。昼寝1日1回。身長85cmくらい。
- 旅行日数:4泊5日。ユニバに行ったのは4日目(日曜日)
- 季節:6月
子連れシンガポールのユニバを楽しむ3つのポイント
まずは、子連れでユニバーサルシンガポールを楽しむためのポイントを3つ紹介します。
アーリーエントリーを利用
今回一番良かったと思うのは、なんといってもアーリーエントリー!
わたしたちは公式ホームページ(英語のみ)でアーリーエントリーのチケットを購入しました。
しかし、期間限定で販売されていたようで、現時点(2024.11月)は買えないようです。
現時点ではKlookでは、アーリーエントリー&VIPエクスペリエンスというチケットが販売されています。
\Klookでシンガポールユニバのチケットを購入/VIPチケットで、エクスプレスパスなどのチケットも含まれているので1人40,000円超えとめちゃくちゃ高い….。
期間限定でまたアーリーエントリーチケットが発売されるかもしれないので、事前にいろいろな予約サイトや公式HPでを調べてみるのがオススメ!
アーリーエントリー待ちをしている人もかなり少なく(20人〜30人とか?)、ほぼ貸切のテーマパークを味わえました。
子連れにアーリーエントリーがオススメな理由は次の3つです。
- 空いている時間に写真をたくさん撮れる
- 空いている時間にアトラクションに乗れる
- 涼しい時間にテーマパーク内を楽しめる
空いている時間に写真をたくさん撮れる
特にアーリーエントリーの開園直後はガラガラ!
日本のユニバとかと比べると人がほとんどいなくてびっくりしました。
まだ身長制限であまりアトラクションに乗れない子どもでも、やはりテーマパークの雰囲気はわかるよう。
置物のキャラクターとめちゃくちゃ楽しそうに写真を撮ったり、あちこち歩き回っていました。
フォトスポットがたくさんあるので、この雰囲気だけでも楽しすぎる◎
空いている時間にアトラクションに乗れる
アーリーエントリーの時間内に乗れるアトラクションや行けるエリアは限られています。
わたしたちが行ったときは次の2つのみ乗れました。
- トランスフォーマー・ザ・ライド(TRANSFORMERS The Ride: The Ultimate 3D Battle)
- セサミ・ストリート・スパゲッティ・スペース・チェイス(Sesame Street Spaghetti Space Chase)
2つともほぼ待ち時間なしで乗れました。
このあと説明する”チャイルドスイッチ“を使ったので、夫も待ち時間なしで乗れました◎
涼しい時間にテーマパーク内を楽しめる
なんといってもシンガポールの大敵は暑さ。
ほぼ年間を通じて気温が高いので、暑さ対策が必要です。
午前中はまだ気温がマシなので、アーリーエントリーで入園して出来るだけ早い時間に少しでもアトラクションなどを乗りまくるのが◎
チャイルドスイッチで並ぶ時間を短縮
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでも利用できるチャイルドスイッチ!シンガポールでも使えました。
うちの子はシンガポールのユニバに行ったとき、身長は85cmくらいでした。
なので乗れるアトラクションは結構限られていました。
身長92cmから乗れるアトラクションがぐっと増えるようです。
待ち時間が日本に比べて短いし、せっかくなら大人も楽しみたい!
というわけでわたしたち夫婦は交互にアトラクションを楽しむことにしました。
①最初にわたしがアトラクションに乗る(待ち時間発生)。子どもと夫は外で待ってる
②わたしがアトラクションを乗り終わったら、夫と交代。スタッフに「スイッチ!」と伝える。
(子どもを指さしながら伝えると、すぐ理解してくれました)
③夫が待ち時間なしでアトラクションに乗れる
(Express zoneをスイスイ行けるらしい)
この方法で結構いろいろなアトラクションに乗れました。
片方がアトラクションに乗っている間は、子どものおやつタイムやお散歩。
大人だけで乗ったアトラクションの待ち時間は最大20分くらいでしたし、待ち時間も余裕でした◎
お子さんの身長制限で乗れるアトラクションが少なくても、スイッチを使えば大人も楽しめちゃいます!
昼寝が必要な子はベビーカーを持っていくのが◎
シンガポールのユニバは日本と比べて面積が約半分とコンパクトにまとまっています。
しかし、繰り返しになりますがシンガポールはとにかく暑い!(日本も夏は暑いでしょうが、シンガポールは年中暑い)
そして晴れている日は日差しも強い…。
子どもと大人の体力温存(子どもは疲れると抱っこしなきゃいけなくなる)のためにも、小さいお子さん連れはベビーカー持参が絶対オススメ。
ユニバにもベビーカーレンタルはあるようですが、高そう…。
テーマパーク内も基本的にバリアフリーだし、通路も広いし問題なく進めます。
うちの子は1時間くらいベビーカーでお昼寝をしたので、やっぱり持って行って良かったです。
抱っこ紐は絶対暑いから親子ともに疲弊しそう…。
子どもがお昼寝している時間帯は、大人がアトラクションを楽しんだり、お土産を見て回りました。
1歳児が乗れたアトラクション|シンガポールのユニバ
1歳児が実際に乗れたアトラクションや見たショーを紹介します。
シュレック 4D アドベンチャー
映画『シュレック』をテーマにした体感型3Dシアター。
3D映像だけでなく、風、水しぶきなどの特殊効果も楽しめます。
シアターに入る前の、広い部屋で聞くストーリーの説明?が若干長く子どもは飽きていましたが(笑)
なんとか映像も楽しめました(3Dメガネも気に入っていた模様)
基本的には座席が映像に合わせて揺れたり動いたりしますが、一部動かない席があるよう。
わたしたちは子どもが怖がるかもしれないので、動かない席をチョイス。
(わからない場合はスタッフさんに聞くといいと思います)
動く座席は結構激しめに動いていたので、動かない席を選んで正解だったかも◎
ダイノ・ソアリン
プテラノドンの背中に乗って遊覧飛行できる回転ライド。手元のレバー操作でライドを上昇&下降できます。
ディズニーランドでいう空飛ぶダンボ的な感じかな?
激しいアトラクションではないので、上からの景色を楽しめます。
子どもは終始真顔でした(笑)
マジック・ポーション・スピン
魔法のエリクサーを瓶詰めしているミニチュア観覧車。
建物内にある小さな観覧車。ショップの中にあるので、見つけづらいかも?
ほとんど人が並んでいなくて、スムーズに乗れました。
トレジャーハンターズ
4人乗りのヴィンテージカーで古代エジプト砂漠や発掘現場をドライブ。自動走行で運転はできませんでした。
ハンドルが付きで、運転気分を楽しめるのが子どもには良かったみたい。
道中に動物の置物があったりして、動物好きのうちの子はアトラクションの中では、一番楽しそうにしていたかも?
アクセラレータ
銀河系でのスタミナをテストする、コーヒーカップ型ライド。自分で回せるライドと回せないライドがあります。
日本の遊園地のコーヒーカップのような平和な感じかと思いきや、意外にスピードが速くてお子さんによっては泣き出すかも。
わたしもちょっと酔いそうになりました(苦笑
トロールズ・ハグタイム・ジュビリー
2023年に新アトラクション!ドリームワークスの『トロールズ』に登場するクイーンポピー、ブランチ、ガイ・ダイアモンドのミュージカル・ショー。
事前情報なしでしたが、涼しい屋内で見れるし、あまり混んでなかったしで入ってみました。
特に暑い時間帯やスコールが降ったとき、疲れてゆっくり座りたいときはオススメ!
途中で飽きるかな?と心配していましたが、キャラクターが音楽に合わせてダンスしたり、キャストが歌ったりして、子どもは終始楽しそう!
ショーはだいたい20分くらいだったと思いますが、ずっと座ってミュージカルを楽しめる年齢になったのか〜と母感動しました。笑
子連れ(1歳児連れ)シンガポールのユニバ気になることQ&A
子連れテーマパーク(しかも海外)となると、いろいろ気になることがあるかもしれません。
わたし自身も事前にいろいろリサーチしたものの、あまり情報が出てこなくて苦労しました。
子連れユニバーサルスタジオで気になりがちなことをQ&A形式で回答します。
Q . 子どもの食事は?1歳児が食べられるものはある?
A . パンやお菓子などすぐに食べられるものを持参。レストランでは野菜コロッケを食べました。
ユニバの中にレストランはいくつかあるものの、時間帯によっては混雑していることも。
とりあえず朝ごはんをしっかり食べて、満腹状態でユニバに行くのがオススメです!
すぐに食べられるパンやお菓子、ジュースなどは多めに持参しました。
特にシンガポールは暑かったので、子ども用の水分は多めに持っていくのが◎
海外旅行で我が家が重宝しているのは常温で保存できるパン!
賞味期限が数ヶ月もつし、旅行先で不足しがちな野菜が入っているのが嬉しい!
あとは干し芋やバナナなどお腹にたまるものを。(バナナはシンガポールのスーパーで購入)
干し芋は毎回わたしが日本に一時帰国するときには買うほど、旅行には欠かせません。
ハリウッドのエリアにある”Mel’s Drive-In”というレストランで食べた野菜コロッケ(Vegetable Croquettes)にハマっていました。サクサクで美味しい。
大人はハンバーガー(ポテト付き)+コーラで 22シンガポールドル(≒2,200円)
うちの子はポテトも大好きなので、ポテトをめっちゃ食べてました。
大人も暑さにやられていたので、アイスやシェイクなど冷たい食べ物・飲み物を子どもとシェア。
ユニバ内のレストランはかなり値段は高い….。
アイスも確か1,000円近く….。でも「ユニバに行くのは1日だけだし!」と割り切って食べたいものを食べました(笑)
ピザ屋さんもありましたが、うちの子はまだピザデビューをしていなかったので、食べられるものは少なめでした。
Q . 何時間滞在した?
A . 9:00〜 16:30の7時間半近く滞在しました。
当初のプランは一番暑い時間帯(午後2時頃)に一旦ホテルに戻り休憩して、涼しくなった夕方頃にもう一度ユニバに戻ってくる予定でした。
しかし、最近再入場が禁止になったようで、一度テーマパーク外に出たら再入場できないとスタッフさんに言われました。
なので、途中で子どもはベビーカーの上でお昼寝、疲れたらレストランに入って休憩したりしながらまったり楽しみました◎
Q . キャラクターのグリーティングは?
A . ミニオン、トランスフォーマー、長靴を履いた猫に会えました。
ミニオンは入場ゲート近くのハリウッドエリアにて。
ミニオンと会えるタイムスケジュールも書いてあるので、わかりやすい。
10組くらいしか並んでなかったので、我が家も写真を撮ってもらうことに。
プロが撮った写真+フォトフレームも追加で買うことができます。
フォトフレームは2,000円くらいかな〜と思っていましたが、まさかの55シンガポールドル(≒5,500円)
わたしは「たかっ!!!」と心の中で叫んでいましたが、夫は「いい思い出だから買おう!」とのこと。さすが〜!!
子どももかなり気に入っているので、買って良かったです◎
トランスフォーマーはSci-Fi シティエリアにて。
これは大人が見ても興奮!緻密な作りに感動する夫。
こちらも10組近く並んでいましたが、写真を撮ってもらいました。(ここでは写真の追加購入はせず、自分たちのスマホで撮ってもらっただけ)
長靴を履いた猫は遠い遠い国(Far Far Away)エリアにて。
ほぼ写真を撮る人がいなく、すぐに写真を撮ってもらえました。
こんなにキャラクターと写真を撮ってもらえるとは思っていなかったので、嬉しかったです◎
Q . ホテルはどこに取るべき?
A . 値段は高めだが、設備が充実しているので、ユニバ近くのホテルがオススメ。
わたしたちがユニバの後に宿泊したのは、オアシア リゾート セントーサ バイ ファー イースト ホスピタリティ(Oasia Resort Sentosa by Far East Hospitality)
\オアシア リゾート セントーサ バイ ファー イースト ホスピタリティをExpediaで予約?ユニバからはモノレールで1駅&モノレール駅の目の前のホテルなので、子連れでできるだけ移動時間を少なくしたい方には超オススメ。
隣のホテルのプールも利用でき、そのプールがものすごく大きい!次の日はプールで楽しみました。
Q . 子連れで持って行った方が良いものは?
A . 暑さ対策グッズ(扇風機など)や食べ物など。
本当はベビーカーに入れる保冷剤を持って行きたかったのですが、我が家はハノイ→シンガポールのフライトで預け入れ荷物なしだったので、持って行けず。
ベビーカーにつける扇風機は持って行きました。
あとは紙パックのジュースは海外旅行でも大活躍。
Q . エクスプレスパスは買った?
A . エクスプレスパスは買いませんでしたが、十分楽しめました。
待ち時間がかなり少ないのがびっくり!
わたしたちは子連れというのもあって、待ち時間が少ないアトラクションだけ選んで乗りましたが、結構たくさん乗れました。
シンガポールのユニバーサルスタジオにはアトラクションが合計で18個ありますが、子どもと乗ったものも合わせて10アトラクションに乗れました。
エクスプレスパスを買えば、子連れでも全アトラクション制覇行けるかも?
わたしは最近ジェットコースターが苦手なので、諦めました….。
まとめ|暑さに気をつけながら満喫しよう!
いかがでしたか?
子連れユニバーサルスタジオを楽しむためのポイントは次のとおりでした。
子連れで海外のテーマパークに行くのは少し不安になるかもしれませんが、
・アトラクションの待ち時間が少ない
・日本よりも小さいので回りやすい
・レストランやショップ内は涼しい
などの理由から子連れでも、休憩しながらすごく楽しめました。
子どもももちろんわたしたち大人も本当に楽しくて、「行ってよかったね〜」と今でも家族で話になります。
英語が苦手でも、翻訳アプリなどを使えば問題ないと思います◎
子連れでユニバーサルスタジオシンガポールを楽しめるといいですね。