ハノイ遊園地|バオソンパラダイス(Bao Son Paradise)|料金や園内のようすを紹介

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ハノイの郊外にある”バオソンパラダイス”は遊園地&動物園&水族館&ウォーターパークが一体となった複合型テーマパークです。

名前を聞いたことがあっても、まだ行ったことのない方もたくさんいるのでは?

この記事ではハノイ在住の筆者がハノイの遊園地「バオソンパラダイス(Bao Son Paradise)」に実際行ってみた感想と園内のようすを紹介します。

バオソンパラダイスってどんな感じ?子連れで行って楽しめる?

「行ってみたいけど気になる」と感じている方や、観光でハノイに来る予定でどこに行くか迷っている方にもイメージが沸くように解説しています。

また、英語とベトナム語勉強中の筆者が、看板などベトナム語表記のものをわかりやすいように翻訳しています。

この記事でわかること
  • バオソンパラダイスの基本情報
  • バオソンパラダイスの館内のようす
  • バオソンパラダイスの楽しみ方

この記事ではベトナムの通貨ドン→円の換算を1万ドン=50円として計算しています。

【計算方法】簡単にドンから円に計算するには?
→0を2つとって、半分にする
例)10万ドン
100,000VND→1,000(0を2つとる)→500円(半分にする)

参考)1万ドン=59円 2024.10月時点

バオソンパラダイスの基本情報

バオソンパラダイスはハノイ郊外にあるテーマパークです。

バオソンパラダイスの入り口
名前バオソンパラダイス
ベトナム語名:Công Viên Thiên Đường Bảo Sơn
ホームページhttps://baosonparadise.vn/(英語・ベトナム語のみ)
住所Km5+200, Đ. Lê Trọng Tấn, An Khánh, Hoài Đức, Hà Nội
営業時間8:00〜 17:00

バオソンパラダイスへのアクセス

ハノイの市内からは少し遠いです。

ハノイの観光地ホアンキエム湖からは約20km(渋滞で1時間くらかかることも)です。

わたしたちは往復Grab(タクシーの配車アプリ)で行きました。

帰り(バオソンパラダイス→ハノイ市内)もすぐにGrabが見つかりました。

ちなみに片道200,000VND(≒1,000円)くらい。タクシーが安いのは助かる!

バオソンパラダイスのチケット料金

入場前にチケットを購入する必要があります。

チケット料金は次のとおりです。

火曜〜土曜日曜
子ども(1m〜1.3m)150,000VND(≒750円)250,000VND(≒1,250円)
大人(1.3m以上)200,000VND(≒1,000円)300,000VND(≒1,500円)
チケットの種類入場料のみオールインワンチケット
※定休:月曜

動物園・水族館が両方楽しめて大人1人1,000円(火〜土)というのは破格!

子どもは身長が1.3m以下か以上かで料金が変わります。

そして1m以下の子どもは無料という太っ腹さ!うちの子はしばらく無料で楽しめそう◎

一部のアトラクションに乗るには、別途お金を払わないといけない場合もあるようです。

バオソンパラダイスの園内マップ

バオソンパラダイス内はかなり広いので、事前にだいたいの場所を確認しておくとスムーズに回れそう◎

簡単にエリア分けするとこんな感じ。

バオソンパラダイスの園内マップ

適当に歩いていると目的地まですごく時間がかかることもあるので注意が必要です。

入り口に全体マップがあるので、写メっておくのがオススメです。(ベトナム語ですが …)

バオソンパラダイスの園内のようす

入場口のようす

日曜日に行ったのにまったく混雑していなくてビックリ。

入り口を入ると広場がありますが、ここも閑散としています。

ちょっと老朽化している感じは、、、、あります。

アトラクションのようす

2階建てメリーゴーランドや空中ブランコ、バイキングなど定番のアトラクションもありました。

ほぼすべてのアトラクションが全然並んでいないという状態。

アトラクション自体も結構年季が入っているなあ〜という印象。

日曜日でこれって大丈夫?と心配したくなるほど。

ゴーカート風のアトラクション。

ゴーカート風アトラクション

すべてのアトラクションには身長制限の看板があるので、わかりやすいです。

身長制限

VRが体験できるゲームセンターのようなものもありました。ここは別途お金がかかるそう。

VRゲームパーク(VR Game Park)

イスに座って映像を見るアトラクションもあります。

定番のメリーゴーランドは2階建て。

メリーゴーランド

工事中エリアもありました。新しいアトラクションができるそう。これからに期待!

今回はわたし+夫+子どもで行ったので、アトラクションにはなにも乗りませんでした。

友達家族と一緒に来て、交代でアトラクションも乗れたら楽しそう♪

小さめトラムのようなもので移動している人を見かけました。あれで移動したら楽そう。

屋内遊び場のようす

小さいお子さんは身長制限でアトラクションに乗れないこともありますよね。

小さいお子さんでも遊べるような屋内の遊び場もあります(追加料金なしで利用できます

ベトナム語で Khu trò chơi(ゲームエリア)です。

ベトナムの屋内遊び場は靴下マストなことが多いので、持っていきましょう。

靴下を持っていかないと、有料でその場で買うことになるようです。

いろいろなサイズのトランポリンがたくさん。奥には滑り台もあります。

屋内遊び場のトランポリン

人がカゴの中に入ってぬいぐるみを取るという”人間UFOキャッチャー”。斬新(笑)

結構急な滑り台。

低い高さのものから、階段上に高い高さのものに登っていくやつ。

アスレチックのような遊具もたくさんあったので、未就学児〜小学生くらいまで楽しめそう。

たまに汚れているところや壊れている部分があったりするので、日本にある有料の子どもの遊び場をイメージしていくとガッカリするかもしれません。苦笑

動物園のようす

個人的に一番感動したのは動物園エリア!

高い歩道橋のような通路が続いており、上から動物を見るという斬新な形です。

自分たちの足元にキリンがいるという不思議な感覚と、かなり動物との距離が近いので大人も楽しめました◎

まずはマップを確認。黄色いラインの通りに行くと、上から動物を見られます。

バオソンパラダイス サファリのマップ

最初は爬虫類(ヘビ、ヤモリ、イグアナ系)やワニエリアです。

ガラスの中にそれぞれ動物たちがいます。

爬虫類エリア

ヤモリにハマっているうちの子は興奮していました(笑)わたしは爬虫類が苦手なので、ひたすらビビりながら歩いていました。

目線が低い子どもでも抱っこしなくて見えるのが嬉しい◎

寝ているトラを上から眺めるの図。

落ちたら食べられるのかなーとかビクビクしながら通路を歩いていました。笑

一番の目玉はキリン!この距離!

子どもが興奮していましたが、わたしも楽しめました。

ハノイのもう1の動物園トゥーレ公園にはキリンがいないので、ハノイでキリンを見られるのはココだけ?

トゥーレ公園についてはこちら↓

ベトナムハノイのトゥーレ公園(動物園・遊園地)|料金・園内のようす・感想をハノイ在住者が紹介

エサやりもできるみたいですが、エサが売っているときと売っていないときがあるよう。

エサは1つ5,000VND(≒25円)やすっ!お立ち台的なところは閉鎖されていましたが、本来はここでエサやりできるのかな?

ゾウもこの距離。とにかく近い!鼻の中までしっかり見えました。

そのほかにもライオン、シマウマ、鹿、ラクダ、ヤギなどなど。

小屋の中に入っていて見れない動物もいましたが、今までにない距離感で動物を見れて、ここだけで結構満足しました。

水族館のようす

お次は水族館!水族館はバオソンパラダイスの中心あたりにある岩山のような建物の中にあります。

階段を下に下ると水族館入り口があります。

園内が広すぎて、なかなか水族館の入り口に辿り着けませんでした。

水族館の入り口に到着!洞窟チックな雰囲気です。

注意事項(ベトナム語と英語)

初めに入ると大きめの水槽があります。

水槽のトンネルもあります。これは迫力満点!サメも見れました。

ワンフロアにいろいろな魚がいるわけではなく、結構入り組んだ館内になっていて、階段を何度も上り下りする必要がありました。

エレベーターがあるのに壊れていて動かなかったし…。

ベビーカー持参で行ったので、階段ではわたしが子どもを抱っこ、夫はベビーカーを持つという感じでなかなかしんどかった…。

工事中?っぽい感じもあったのでこれから改修されるのかな?

すごくたくさんの魚の種類がいたので、見応えは抜群でした。

トイレもベトナムでは比較的キレイめ。

ベトナムではキレイめトイレを見つけたら、トイレに行っておくのが◎

ちなみにハノイのもう1つの水族館については次の記事で紹介しています。

ハノイ水族館|ロッテワールドアクアリウム ハノイ(Lotte World Aquarium Hanoi)|料金や館内のようすを紹介

ハッピーファームのようす

日本でいう動物との触れ合いコーナー。

このエリアは他のエリアと比べてかなり新しくて清潔な気がしました!

間近でウサギ・ヤギ・羊・ウマなどの動物を見れたり、エサやりもできます。

子どもが1歳のときに行ったときは動物との距離が近くで怖がっていましたが、2歳になってからは大興奮でした。

ここのエリアは綺麗に舗装された道が続き、雰囲気もいい感じ。

ログハウスのような建物が立ち並びます。

案内板もあるので、それぞれの動物がいる場所もわかりやすいくなっています。

アスレチックの遊具もあります。2歳のうちの子にはまだ早すぎたみたい。

幼稚園児〜小学生くらいまで楽しめるかな?

ベトナムでこの清潔に保たれたプレイグラウンド(遊具)はかなり貴重。

うちの子は柵越しにヤギとコミュニケーション取ってました(笑)

ウォーターパークのようす

わたしは涼しい時期に行ったので、プールに入れるほど暑くなかったですが巨大なウォーターパークがあります。

スライダーやアスレチックがたくさん。

柵の外からで少しわかりづらいですが、小さい子供が遊べるようなスペースもあります。

もちろんスライダーも。

設備が老朽化していないのかちょっと不安ですが、次回はウォーターパークにも行ってみたい!

売店・レストランのようす

レストランや売店がいくつかありますが、閉まっているところが多かったです…。

カフェ・売店→
レストラン→黄色

わたしが唯一オープンしているのを見つけたのは、黄色の☆のSEA BAYレストラン(Nhà Hàng SEA BAY)

※Nhà Hàngはベトナム語でレストランの意味。

マップのNo.25の売店(Phong đình1)で、アイスと飲み物を買って休憩しました。

アイスはスーパーで売っているような普通のアイス。飲み物はコーラなど缶ジュースが多めでした。

フライドチキンとか売っていそうだけど閉まっていました。

外観にはコーヒーやスムージーと書いてありますが、閉まっています…。

お昼ご飯はバオソンパラダイスの外で食べるのが良いかも◎

気になることをQ&A形式で回答

ここからはバオソンパラダイスについて、気になりがちなことをQ&A形式で回答します。

Q . ベビーカーは持って行った方が良い?

A . テーマパーク内は広いので、小さいお子さん連れはあると便利。

うちの子はもう歩けますが、長い距離を歩くと疲れて抱っこになります。

親もずっと抱っこは大変なので、移動ではベビーカーが活躍しました。

しかし日本のように園内がすべてバリアフリーというわけではありません。

動物園エリアに階段があったり(↓)、水族館内にも階段がありますがエレベーターやスロープはありませんでした。

↑ベトナムでは段差の手前でベビーカーを置いていく人もいます。

わたしは盗難が怖くていつも持ち運んでいますが…。

ベビーカーを持ち運ぶ機会があるかもしれないと覚悟していきましょう。

園内の通路はかなり広いので、ベビーカーでもスイスイです。

Q . バオソンパラダイスは何歳くらいまで楽しめる?

A . アトラクションもたくさんあるので、未就学児〜小学生まで楽しめそう◎

アトラクションは身長制限があるので、小さいお子さんはあまり乗れませんが、小学生のお子さんはアトラクションでかなり楽しめそう。

わたしが行ったときはベトナムの小学生か中学生の団体がいて、アトラクションに乗ってかなり楽しんでいました。

小学生や中学生なら丸1日楽しめそう。

Q . お昼ご飯を食べられる場所はある?

A . レストランがいくつかありますが、閉店していることも多いので他の場所で食べるのがオススメ。

いくつかレストランがありましたが、閉まっているところが多かったです。

韓国人街のミーディンが近いので、わたしたちは帰りに韓国ランチをしました。

バオソンパラダイスからミーディンまでは約10km(10〜20分ほど)。

ミーディンの韓国料理(百済カルビ)

ハノイ在住の日本人に人気なのは百済カルビという韓国焼肉屋さん。

Q .観光で行くのはどう?

A . 涼しい時期(11〜3月くらい)ならオススメ。

ハノイの夏は本当に暑い!最高気温は40度近いので、外のテーマパークで歩き回れるような気温ではありません。

なので、バオソンパラダイスに行くなら涼しい時期がオススメ。

もし暑い時期に行くならバオソンパラダイス内のウォーターパークを楽しむのが良いかも。

ウォーターパークなら最近(2024年)にオープンしたオーシャンパークもオススメです。

スライダーが10種類以上あり、屋内砂場もあるので幅広い年代のお子さんが楽しめると思います。

Q . 所要時間は?

A . お子さんの年齢によって違うと思いますが、2時間から1日中遊べます。

うちの子はまだ2歳で身長制限によりほとんどのアトラクションは乗れませんでした。

動物園エリア→ファームでヤギ観察の約2時間でもう大満足

水族館にも行きましたが、途中で疲れたようで帰ってきました。

アトラクションに乗れるお子さんなら、もっと楽しめるかなーと思います。

小学生が友達と行ったりしたら、1日中遊べるかも?

Q . 混雑状況は?

A . 週末は団体がいることもあり混んでいるが、日本のテーマパークよりは混んでいない。

わたしたちが行ったのは日曜と土曜の午前中の2回。土曜に行ったときはお昼が近くになるにつれて、子どもたちで賑わい始めました。

わたしたちが帰る頃(13:00)は入り口が激混み。

バオソンパラダイスの入り口

アトラクションにはほとんど人が並んでいないことが多く、並んでも10分待ちとか。

日曜(昨年の12月)に行ったときは、めちゃくちゃ空いていました。気温も低かったので寒がりのベトナム人はあんまり外出しないのかも?

まとめ|遊園地・動物園・水族館を一気に楽しめる!

いかがでしたか?この記事ではハノイにあるバオソンパラダイスについて紹介しました。

バオソンパラダイスまとめ
  • 動物園、水族館、遊園地が一体となったテーマパーク
  • 日曜と日曜以外で入場料が違う
  • 身長1m以下は無料
  • レストランは閉店しているところもある

日本の有名なテーマパークを想像して行くとガッカリしてしまうかもしれませんが(若干施設が古いし、管理が行き届いていないのでは?と思うこともある)

ハノイは娯楽があんまりないので、我が家は涼しくて天気の良い日は行っています。

2歳児の子どもは動物を間近で見られて大興奮しています。

友達にも紹介したところ、「微妙だった〜」や「広すぎて疲れた〜」という声も。

ハノイの中心部からは少し遠いですが、値段も1人2,000円以下とリーズナブルなので、週末のお出かけスポットに迷ったら行ってみてはいかがでしょうか?

参考になれば幸いです。

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