ハノイにスライダーや屋内プールがある巨大ウォーターパークがオープン!
ハノイウォーターパークはハノイ中心街から車で約30分の、オーシャンパークというベトナム北部最大規模の娯楽商業施設の一画にできました。
ちょっと遠いですが、日帰りでも全然行ける距離です◎
ハノイは暑い時期が長くなかなか外遊びできないので、外遊びができる場所ができるのはすごく嬉しい!
スライダーもたくさんあって、砂遊びもできて子連れには最高!
ハノイ在住の方も、旅行でハノイを訪れる方にもオススメしたいスポットです。
しかし、まだオープンしたばかりの施設なのでどこにあるのかや、中がどんな感じになっているのか気になるかもしれません。
この記事では、実際にヴィンワンダーズハノイウォーターパークに行った筆者が園内のようすやアクセスなどを紹介します。
また、英語とベトナム語勉強中の筆者が、看板などベトナム語表記のものをわかりやすいように翻訳しています。
ヴィンワンダーズ ハノイウォーターパークの基本情報
ヴィンワンダーズはベトナム国内最大級のヴィングループ(Vingroup)が手がけたウォーターパーク。
ヴィングループのエンターテイメント施設は、ハノイだけでなくフーコック・ニャチャンなどさまざまなベトナムの国内観光スポットにあります。
ホームページ | https://vinwonders.com/en/vinwonders-wave-park-water-park/(英語・ベトナム語・韓国語・中国語) |
住所 | Đường D25, Vinhomes Ocean Park 3, Văn Giang, Hưng Yên 17000 ベトナム |
営業時間 | 9:00〜12:00 14:00〜18:00 |
ハノイの中心街からは南東の方向にあります。
googleマップ上では“ヴィンワンダーズオーシャンパーク3(VinWonders Ocean Park3)”と表記されています。
オーシャンパークとは?
ヴィンワンダーズウォーターパークはオーシャンパークという場所にありますが、どんな場所か想像がつかないかもしれません。
オーシャンパークってなに?なにがあるの?
ハノイの中心部から離れたエリアにあり、かなり広いですし、調べてもあまり情報が出てこない….。
オーシャンパーク=大きな公園?のこと?とかいろいろ考えていました。
オーシャンパークはエリアの名前で、オーシャンパーク1〜3に分かれています。
住宅地・公園・広場などさまざまな施設があります。
わたしが数回オーシャンパークに行った経験からまとめるとこんな感じ。
建物も歩道も綺麗でハノイじゃないみたい!と毎回感動します。
オーシャンパークのエリアマップ
今回紹介しているヴィンワンダーズウォーターパークはオーシャンパーク3にあります。
オーシャンパーク3にはイタリアのベネチアをイメージした”メガグランドワールド”もオープン!
オーシャンパーク2には同じくヴィンワンダーズが運営するウェーブパーク(Wave Park)というプールもあります。
行くたびに新しい施設がオープンしていくオーシャンパーク。今後どうなっていくのか楽しみです。
ヴィンワンダーズ ハノイ ウォーターパークへのアクセス
ハノイの中心街ホアンキエム湖からは約20kmと少し離れています。
わたしたちは配車アプリのGrabを使っていきました。
目的地を”ヴィンワンダーズ ハノイ ウォーターパーク”と設定しようとしましたが、Grabにまだ場所が登録されていなく検索しても出てこないので、地図から選択しました….。
帰り(オーシャンパークから自宅)もすぐにGrabがつかまったので、Grabが一番楽だと思います♪
バスも通っているようなので、上級者はバスで行くのもアリかも!
ヴィンワンダーズ ハノイ ウォーターパークの入り口
ウォーターパークには3つの入り口があります。
・メイン入り口
・サブ入り口1
・サブ入り口2
わたしたちは今回サブ入り口1から入りました。(Grabで設定した目的地がサブ入り口1だったため)
Googleマップで出てくる場所もサブ入り口1です↓ベトナム人もサブ入り口1から入場する人が多いので、実質メイン入り口のような感じ。
メイン入り口は閑散としていました…。
確かにサブ入り口1から入った方が、屋外プールやロッカーが近いかも?
ヴィンワンダーズ ハノイ ウォーターパークのチケット
ウォーターパークのチケットは次の2つの方法で買えます。
①当日チケット売り場で買う
②事前にインターネットで買う
今回は下調べもしなかったので、①当日チケット売り場で買いましたが、チケット売り場はかなりの混雑よう….。
しかもベトナムでは日本のように一列で並ぶという文化があまりないようで、ぼーっとしていると普通に抜かされます。笑
チケット料金の表示がチケット売り場の窓口にしかなく、ゆっくりチケット内容を確認できなかったので、②事前にインターネットで買うのがオススメ!
我が家も次回からは週末に行くなら絶対事前にインターネットで買います!
Klookはテーマパークなどのチケットを事前にインターネットで買えるサイトです。
海外のテーマパークやアクティビティでもすべて日本語で予約できるのが嬉しい。
\ハノイウォーターパークのチケットを購入/チケット料金
まずはチケットを次の2種類から選びます。※価格は2024年9月時点
- ハノイウォーターパークのみのチケット
- ハノイウォーターパークとウェイブパークのコンボチケット
1.ハノイウォーターパークのみのチケット
大人(140cm以上) | 子ども(80cm-140cm) | |
平日 | 250,000VND(≒1,250円) | 150,000VND(≒750円) |
休日&祭日 | 300,000VND(≒1,500円) | 210,000VND(≒1,050円) |
2.ハノイウォーターパークとウェイブパークのコンボチケット
大人(140cm以上) | 子ども(80cm-140cm) | |
平日 | 300,000VND(≒1,500円) | 230,000VND(≒1,150円) |
休日&祭日 | 400,000VND(≒2,000円) | 280,000VND(≒1,400円) |
3.その他の料金
ゲームチケット | 20,000VND(≒100円) |
BBQグリルレンタル(4時間) | 100,000VND(≒500円) |
カヤック | 100,000VND(≒500円) |
休日料金(大人1人)では、
ハノイウォーターパークのみのチケット300,000VND
↓
コンボチケット 400,000VND
とプラス100,000VND(≒500円)でコンボチケットにできたので、コンボチケットを買いました。
(ウェーブパークの視察もしたかったし)
ちなみにコンボチケットは当日のみ有効なので、ウォーターパークに行ったあとにウェーブパークに行きました。
チケット売り場
サブ入り口1にチケット売り場がありました。
おーいきなりのテーマパーク感。ワクワクしますね!
ヴィンワンダーズ ハノイ ウォーターパークの園内マップ
園内はびっくりするほど広い!しかも楽しめるのはプールだけではありません。
・ウォータースライダー(たぶん10種類以上)
・屋内プール(砂遊びもできる)
・綺麗で遊具がたくさんあるエリア
などなどお子さんなら楽しめること間違いなしです!
かなり広いので、エリアごとに名前が付けられています。
ヴィンワンダーズ ハノイ ウォーターパーク 園内のようす
元々の園内マップはベトナム語と英語なので、日本語に訳してみました。
水色○→プール
赤○→プール以外の施設
屋外プール|アクアベイ(Aqua Bay)
ウォーターパークのメインはプールの中に大型遊具&スライダーがある屋外プール!
スライダーもたくさんあって、比較的小さい子ども向けのプールかな?という感じ。水深は30cm
逆サイドから見るとこんな感じ。
でも注意しなきゃいけないのは↑の赤○のくま。
時間が経つとこのくまの中に水が溜まるようになっていて、いきなりひっくり返り水がバッシャーーーンと上から落ちてきます。
うちの子はびっくりして泣いてました。笑
うちの子(身長85cmくらい?)もプールの中を歩いて楽しんでいました。
↓の感じで小さめスライダーが屋外プールに流れ込んでいます。
なだらかなスライダーが多め。
アクアベイの周りには小学生〜大人用スライダーも種類豊富。
こんなにたくさんスライダーがあるプールは日本でもあまりないのでは?と思うほどたくさんありました。
スリル満点そうなスライダー。傾斜がすごい …!
浮き輪に乗ってすべるチューブスライダーもいくつもありました。
アメイジングツイスター(Amazing Twister)というチューブスライダーの注意書き↓
興味はありましたが、1人で乗るのはさすがにビビって諦めました。笑
友達と行ったら是非乗ってみたい。
休日に行ったので、スライダーは結構人が並んでいましたよ。
屋内プール|4シーズンズ(Four Seasons)
屋根付きの屋内プールで、周りには白い砂浜もあり砂遊びもできます。
水深はすり鉢状になっていて、真ん中に行くほど深くなっています。
屋外プールより深く、真ん中は大人でもお腹くらい(1m?)の深さでした。
そのため、140cm以下の人にはライフジャケットの着用が義務付けられています。
黄色い服を着たライフセーバーさんが監視していて、ライフジャケットを着ていない子どもを見つけると、すぐに注意していました。
うちの子は砂遊びにハマって、ずっと砂で遊んでいました。
シャベルとかバケツとか砂遊びセットを持っていくといいかも♪
しかし、屋内プールだからか、もやっと蒸し暑くてプールに入らないと汗だくになりました…。
ときどきプールに首まで浸かりに行って涼んでいました。笑
砂で足や身体が汚れるので、すぐ隣にはシャワーや足洗い場があります。
シャワールームもありました(男女別)
アクアリウム(Aquarium)|子どもの遊び場
遊具もたくさんあります。綺麗だし、遊具の種類も豊富だし、プールに入れない冬場に来るのもアリだなと思いました。
まずは注意書き↓
ベトナムあるあるですが、綺麗めな公園では土足厳禁のことがあります。
日本人にとっては「え?公園で土足はちょっと…」と抵抗を感じるかもしれませんね。
↓赤丸は靴置き場が準備されています。
裸足で遊んでいる子が多かったです。
こんなに綺麗で壊れていなくて、大規模な遊具はハノイでは見かけないので、興奮!
地面は人工芝のようになっていて、ふかふかな感じ。
プールに入るシーズンは暑すぎて、外遊びは厳しいかも?冬とかいいですね。
ダイナミックな遊具も。ゴミが1つも落ちていない清潔さにも感動。
バーベキューガーデン(BBQ Gareden)|BBQエリア
BBQをできるエリアもあります。
注意書き↓
予約とかちょっとハードルは高そうですが、いつかここでBBQしてみたい!!
ながーい通路があり、バーベキューエリアが点在しているイメージです。この写真を見ると、これってハノイ?って疑いたくなるほどリゾート感満載の素敵な景色。
予約すると、1区画が借りられるよう。テーブル&イスも付き。
オリンピックスイミングプール(Olympic Swimming Pool)|競技用プール
競技用のコースに区切られたプールもあります。
ちょっと日陰で休憩したいなーと思い、パラソル付きベンチを使おうとしたら、有料みたいでした….。
ロッカー(Locker)
ロッカーはリゾート感満載の大きな建物の中にあります。
ロッカー内はかなり混んでいました….。
ロッカーとタオルレンタルの料金はこちら↓
ロッカー代
ロッカーレンタル(アイス付き) | 50,000VND(≒250円) |
デポジット | 100,000VND(≒500円) |
タオル代
タオルレンタル | 30,000VND(≒150円) |
デポジット | 150,000VND(≒750円) |
どちらもデポジットがかかります。
デポジットは預かり金なので、ロッカーの鍵やタオル返却時にお金は返してもらえます。
タオルはバスタオルを借りることができました。
ロッカーを借りると
・ロッカーのレシート(ロッカー番号記載)
・ロッカーの鍵
・アイス無料券
をもらえます。
返却時にロッカーのレシートとロッカーの鍵をスタッフに渡して、デポジットのお金を返してもらうので、なくさないように気をつけましょう!
アイスはロッカーの建物内にある売店でもらえました。
ピーナッツ入りチョコアイス。美味!
更衣室は男女で分かれており、それぞれの中にロッカーがありました。
大・中・小などさまざまなサイズのロッカーがあるわけではなく、1サイズのみでした。
日本のプールにあるロッカーのような感じで、女子更衣室の中にも100を超えるロッカーがあったので、ロッカーが全部埋まっていることはなさそう。
わたしは結構大きめのリュックを持っていったので、ギリギリ入るくらいでした。
ちなみにロッカーのサイズは↓と同じでした。
気になることを一問一答形式で回答
初めてウォーターパークに行く場合はなにかと気になることがたくさんありますよね。
調べてもほとんど情報が出てこなく、わたしもいろいろ疑問に思いながら行きました。
わたしの行った経験をもとに、初めて行く人が気になりがちなことをQ&A形式で回答します。
Q . 持って行った方がいいものは?
A.サンダル・タオルは持っていくべき!
ウォーターパークはとても広く、屋外プール→屋内プールやスライダー→屋外プールなど移動で歩くことが多めです。
↑の感じの舗装された道路を裸足で歩いている人もいましたが、地面がめちゃくちゃ暑い….!
わたしはサンダルを持っていかず靴で行ったので、ずっと暑さに耐えながら裸足で歩いていました。涙
ちなみにプールに入るときはみんなプールサイドにサンダルを脱ぎ捨てていました。
ちなみにわたしが履いていったスニーカーはコインロッカーの棚の上に置いておきました。
ベトナム人の人もロッカーの上に靴を置いていた人が多かったです。
Q . 所要時間は?
A.半日〜1日。お昼の休憩時間に注意。
うちは9:30〜12:30の3時間楽しみました。
子どもがまだ小さい(2歳)ですが、屋外プールで遊んだり、屋内プールで砂遊びをしたりここ最近で一番楽しそうに遊んでいました。
もう少し大きくなってスライダーとかも乗れるようになったら、1日中遊んでいそう!と思いました。
しかし気をつけないといけないのは、12:00〜14:00までは休憩時間でプールに入れないということ。
お昼の休憩時間に誰も入っていないプール↓
ウォーターパークには屋内のレストランはないので、外で待っている人が多かったです。
暑い時期だとプールに入らずに2時間外で待つのはかなりキツイのでは?と思いました。
わたしが行ったときはそこまで気温が高くなかったので、休憩時間には園内のお散歩をしていました。
Q . 小学生でも楽しめる?
A.スライダーなど小学生が楽しめるものも盛りだくさん!
屋外プールは水深30cmと浅めですが、とにかくスライダーがたくさんあります。
日本のプールならスライダーがあっても数種類なイメージですが、10種類以上あったと思います。
わたしが小学生のときに行っていたら、楽しすぎて興奮していただろうな〜
特にハノイは夏は暑くて、冬は大気汚染がひどくなかなか小学生が外遊びができないという話も聞くので、小学生のお子さんにもかなりオススメできるスポットです。
Q . 旅行で行くのはどう?
A.特に子連れならアリ!
ハノイ旅行のときにウォーターパークに行くのはどう?と気になるかもしれません。
日本でもここまでスライダーがたくさんあるウォーターパークはあまりないと思うので、特に子連れ旅行なら旅行で行けばお子さんが楽しめる場所だと思います。
ハノイにはテーマパークがほとんどないので、子連れハノイ旅行でオススメしたい場所です。
Q . 初めて行くときに気をつけた方が良いことは?
A . ロッカーが混雑しているので、水着を着ていくのもアリ
わたしは休日に行ったので、ロッカーがかなり混んでいました。
特に子連れだと自分の着替えと子どもを着替えさせるのが時間がかかるし、大変。
自分の家から水着を着てくればよかったなーと後悔。
水着を着てくれば、ロッカーで着替える必要がないので楽ちん♪
次に行くときは事前に着替えてから行こうと思います。
Q . レストランはある?
A . レストランはないけど、軽食は買える。
ロッカーの建物の近くには外にいくつか売店があり、軽食を買うことができます。
ベトナム料理のお弁当?のようなものも売っていました。
わたしたちはソーセージ、フライドチキンを買いましたが、特にフライドチキンがすごく美味しかった!
ベトナム料理特有の味付けではなく、日本人好みの味で夫婦でテンション上がりました◎
まとめ|スライダーがたくさんある、子連れには最高のウォーターパーク
この記事ではハノイにオープンした”ヴィンワンダーズハノイウォーターパーク”の園内のようすやチケット料金などを紹介しました。
できたばかりの施設なのでまだ新しいですし、これからもどんどん進化していく予感!(まだ工事中のエリアもありました)
ハノイの夏は外に出歩けないほど暑いこともあるので、プールはハノイの夏を楽しく過ごすために最高だと思います。