海外での子どもの離乳食作りとなると、不安に感じるかもしれません。
食材探しはもちろん、お皿やカトラリーなど月齢によって必要なものが変わるので、先の月齢でどんなものが必要になるのか想像が難しいんですよね。
わたしはハノイ在住の主婦で、子どもが離乳食初期〜完了期までハノイで過ごしました。
この記事では、離乳食初期〜完了期までに使ったアイテム(食器・カトラリーなど)を使用した月齢とともに紹介します。
日本で買ったものはもちろん意外にハノイで買えたものなども紹介しているので、
・離乳食期のお子さんがいて、海外赴任を控えている方、
・ハノイ在住で一時帰国を控えている方
にぴったりの内容です。
この記事を読めば、海外での離乳食作りに必要なものがすべてわかります。

離乳食アイテムは日本で買ってくるのが間違いなし!
- 離乳食期に使った保存容器・食器・カトラリー
- 日本で買ってきたアイテムと意外にハノイで買えたもの
はじめに|離乳食アイテムは日本で買ってくるのが◎
わたしは、ほとんどの離乳食作りに使うアイテムは日本で買いました。
第一子だったのでどういうものが必要になるかまったくわからず、とりあえずベビー用品屋さんで必要そうなものを買ったり、先輩ママさんに聞いたりしました。
あとは一時帰国のときに少しずつ買い足し、どうしてもすぐ買いたいものはハノイで探したり。
ハノイのベビー用品店では一般的な離乳食アイテムはありますが、日本ほどの品揃えではありません。
日本ならAmazonなどのサイトで口コミ評価の高いものを探して買うことができますが、ハノイだと商品説明もすべてベトナム語や英語なので少しハードルが高め。
ハノイのベビー用品店ならSOC&BROTHERSが品揃えが豊富です。

公式ホームページは日本語対応しているので、どんなものが売っているか見てみるのもアリ◎
離乳食期に使ったアイテム|保存容器系
離乳食作りで大切なのは、冷凍ストック!!!
離乳食は作るのが手間がかかりますが(小さく刻んだり、柔らかく煮たり、、、)、1回で食べる量がそんなに多くないので、多めに作って冷凍が◎
実際にわたしが使用していた冷凍に便利な保存容器を紹介します。

小さめ製氷皿|離乳食冷凍トレイByeByeおっぱい
買った場所 100均(日本)
離乳食初期の食べる量が少ない頃は、冷凍保存はこの製氷皿でOK!
たくさんストックすることもあったため、製氷皿は2つ買いました。
ベビー用は衛生面を考えて蓋つきがオススメ!

冷凍されたら、これから紹介するIKEAタッパーにうつして保存していました。
完了期でも葉物野菜(ほうれん草、小松菜)をこの容器に冷凍して、ご飯と混ぜて食べさせたりしています。
リッチェルのものも定番です。
大きめ製氷皿
買った場所 スーパー(日本)
おかゆの食べる量が増えてきた時期(中期〜)からは大きめの製氷皿が使いやすい!
わたしが使っている製氷皿は1マス50mlくらい入るものでした。
冷凍されたら、これもIKEAタッパーにうつして保存していました。
小分け容器|ヒップベビー 50ml
買った場所 SOC&BROTHERS(ハノイ)
離乳食中期頃からは野菜を数種類まとめて茹でて刻んで、冷凍することが多くなりました。

そのときに小さめの製氷皿でははいりきらない、、、。
ベビー1食分の野菜を入れられる小分けパックをハノイで探しました。
ベビー用品店SOC&BROTHERSで無事ゲット。
密封できる容器でないので、次の理由でちょっと後悔。
・汁物(野菜入りスープなど)を入れることもあるので冷凍庫の中で漏れないか心配
・外食時に持っていくときには別の密封できる容器に入れ替えないといけない
ハノイではあまり選択肢がなかったので、これを使っていましたが、日本に住んでいたら他のものを買っていたかも?
次に紹介するIKEAタッパーは密封できるので、持ち運びにも便利でした。
小分け容器|IKEAタッパー
買った場所 IKEA(日本)

離乳食の保存容器で一番愛用したのはIKEAタッパーかも?
大きさの違うプラスチックタッパーが17個入っているので、離乳食はもちろん普段の食事の冷凍にもめっちゃ使えます。
一番小さいタッパーには1食分のベビーのおかずを冷凍したり、
少し大きめのタッパーには製氷皿で冷凍した野菜を入れたり、
いろいろなサイズがあるので、そのときに応じたサイズを選べるのがすごく便利♪
プラスチックなので割れる心配もないし、食卓にもそのまま出せます。
大人用のおかずの作り置き(煮物など)でもよく使っています。
スープジャー
買った場所 Amazon(日本)

これは保存容器ではありませんが、ハノイでもお弁当とか作るかな?と思ってなんとなく持ってきたスープジャーがまさかのベビー用として大活躍!
外食時のマストアイテムだった時期もあるので、これは日本から持ってきて良かった〜!
1歳前後ではまだまだ外食での取り分けが難しいので、ご飯だけ家から持っていくことが多かったです。
しかし、ハノイの夏は最高気温40度近くになるので、常温での持ち運びはちょっと不安。
スープジャーなら保温・保冷効果があるので、白ご飯やスープ系・パスタなどを入れて持ち運べます。
国内旅行や海外旅行に行ったときにもパックご飯を持参し、ホテルで白ごはんを温めて、持参したり。
日本にいるときよりスープジャーを使いこなしました(笑)
わたしは↓の流れで使っています。
- 事前にスープジャーに熱湯を入れる
- 5分くらい待つ
- お湯を捨てて、ご飯やスープを入れる
お昼に食べる時も熱々のまま温度がキープされています。
夏は冷やしうどんとかをスープジャーに持っていくのもありかな♪と思っています。
離乳食期に使ったアイテム|食器系
子どもが離乳食を食べるときの食器(お皿やおわん)を紹介します。
選ぶときのポイントは割れないものを準備すること。
シリコンやプラスチック製のものが安心です。

取り分け小鉢
買った場所 ダイソー(日本)
離乳食初期はダイソーで買った取り分け小鉢ばかり使っていました。
取手がついているし、かなり小さめの器なので量が少なくてもOK
・大人の煮物を取り分けたり、
・子ども用のスープを入れたり、
・果物を入れたり、
離乳食が終わっても長く使えるアイテムです。(2歳を過ぎた今でも絶賛使用中)
100均で買えるコスパ◎なアイテムでした。
離乳食プレート
買った場所 ダイソー(日本)
2つに仕切られたお皿1つと大きめのお皿がセットになった商品。
コンパクトに収納できるのが嬉しいです。
食べる量が少ない初期からは2つに仕切られたお皿をよく使っていました。
食べる量が増えてくると入りきらないので、子どもが1歳を過ぎる頃からは大きめのお皿ばかり使っています。
取手付きなので子どもが持ちながら食べることができているようです。
仕切れる離乳食パック
買った場所 ダイソー(日本)
中期はよく使っていた3つに仕切られているお皿です。
うちの子はかなりご飯を食べるタイプだったので、このお皿には入りきらないことがしばしば、、、。
蓋がついていますが、密封ではないので外食など持ち歩くときには注意が必要でした。
念のため日本で2つ買いましたが、使用頻度は多くなかったかも?
くっつく吸盤ボウル(Wooden Teether)
買った場所 Amazon(日本)

離乳食が進んでくると子どもの「自分で食べたい!」欲が!
自分でお皿を持とうとしてこぼしたり、ひっくり返そうとしたり、、、
そんなときに机にくっつくお皿が便利です。
おわんタイプはうどんや丼など一品料理のときに使えます。
片側のふちが高くなっているので、子どもがスプーン練習もしやすそうで、このお皿を使ったときだけ1人で食べられることも。
くっつくランチプレート(OXO Tot :オクソートット)
買った場所 Amazon(日本)
くっつくお皿シリーズも便利。日本で2種類買いました。
- 深め:3つの仕切り→love my lil:ラブマイリル
- 浅め:4つの仕切り→OXO Tot :オクソートット
離乳食期は深めのlove my lilのお皿をよく使っていました。

離乳食期はオクソートットのお皿は浅くて、スプーンの練習がしにくそうでした。
そして仕切りが4つあるわけですが、4品も準備できない。笑
(2025.02追記
オクソートットのお皿は離乳食が完了した時期からが意外に活躍しました。
大人と同じものが食べられるようになると、4品準備できたり!
シリコン製でなく、大人が使うお皿と同じプラスチック製なのが2歳児には良いみたい◎)

吸盤はオクソートットの方が強いと感じます。大人の力でもなかなか机から離れないほど。
離乳食期に使ったアイテム|カトラリー系

スプーンやフォークも月齢によってさまざまな種類が販売されているので、何を買うべきか迷うかもしれません。
離乳食後期頃までは親が食べさせる必要があるので、親が使いやすいものを選ぶといいですね。
うちは手づかみ大好きだったので、スプーンやフォークを使えるようになるまで結構時間がかかりましたよ〜1歳半でほとんど自分で食べられるようになりました。
カトラリーを買うときは、外食時の持ち運びに便利なケース付きがオススメです。

スプーン
買った場所 ダイソー(日本)

少しカーブしているので、隣の席からもあげやすい!
1口分が少なめなので、離乳食をあげたばかりの頃にはぴったりでした。
シリコンスプーン(Combi)
買った場所 ベビー用品店(日本)

少し長めなので、パウチタイプの離乳食をあげるのに便利。
子どもが1歳半を過ぎても、子どもが1人で食べにくいヨーグルトなどを食べるときには使っています。
スプーン&フォーク(EDISON)9ヶ月〜
買った場所 ベビー用品店(日本)
これは離乳食超定番のスプーン&フォークのよう。
わたしの友達でも持っている人がたくさん!!!
うちの子はスプーンで1人で食べられるようになったのはこのEDISONのではなく、これから紹介するdoddlのスプーンとフォークででした。


1歳半を過ぎた今でも使えています。
スプーン&フォーク(doddl)1歳〜
買った場所 Amazon(日本)

ママ友から教えてもらい、一時帰国の際に日本で購入!
1人でご飯を食べる練習には最強の味方。
スプーンとフォークは子どもが握りやすいような形になっています。
他のスプーンやフォークでは自分の口にうまく運べませんでしたが、doddlで上手に食べられるようです。
正しい持ち方が身に付くのも嬉しい。
値段はちょっとお高めですが、買って良かったです。
1歳半でもまだ使っています。
doddlはイギリスのブランドのようなので、ハノイでも売っているのかなーと思いましたが、まだ見つけられていません。
スプーン&フォーク(EDISON)1.5歳〜
買った場所 ベビー用品店(日本)

これも離乳食のカトラリーでは定番アイテムのよう!
フォークのギザギザのおかげで、うどんやスパゲッティなどの麺が落ちないので食べやすそう。
スプーン&フォーク(パームグラスプ)1.5歳〜
買った場所 Amazon(日本)

こちらも子どもの手にフィットしたデザインで、アニマル柄がかわいい。
日本で義母にプレゼントしてもらったので使ってみましたが、スプーンに食べ物をのせたままお皿の淵にかけれるのがとってもいい!
うちの子は自分でスプーンに食べ物を運ぶのはできるけど、お皿からすくうのがなかなかできませんでした。
これはまさかのハノイでも見かけました。
Annam Gourmetというオーガニック野菜なども取り扱っているちょっとお高めスーパーです。
日用品とかが売っているエリアに売っていました。
ベビー用品屋さんなわけでもないので、売っていることにビックリ!
ハノイでは”なんでここに売っているの?”と意外な場所に売っていることがあるので、何かを探していろいろなお店に行くと見つからず、偶然見つけるパターンが多いです。笑
まとめ:月齢ごとに使う食器やカトラリーは変わる
この記事ではハノイ(ベトナム)での離乳食期の食器やカトラリーを使用した月齢ごとに紹介しました。
- できる限り日本で買ってくるのがオススメ(品揃え豊富、口コミを見れる)
- 保存容器は外食用に密封できるものが◎
- カトラリーはケース付きが持ち運びしやすい
スプーンやフォークのカトラリー系は特に月齢によってさまざまな種類が販売されているので、実際にどのようなものを使うのか想像できないかもしれません。
異国の地での子育ては
・土地勘もなく、
・言葉も壁もあったり
・調べても情報が少なかったり
で、なにをどこで買うべきかがわかるために時間がかかります。
なので、海外で手に入るか不安なものは”日本で買っていく”というのが間違いないです。
大人のものはなんとかなりますが、子どものものは事前に準備しておくと安心ですね。
これから海外赴任を控えている方、乳児連れで海外赴任を予定している方の参考になれば嬉しいです。